「ランボーとマクレーンを足して2で割らない」SISU シス 不死身の男 Haihaiさんの映画レビュー(感想・評価)
ランボーとマクレーンを足して2で割らない
2022年公開、フィンランド・英・米映画。
※Wikipedia(英語版)には、2022年トロント国際映画祭上映、2023年フィンランド公開となっている。
【監督・脚本】:ヤルマリ・ヘランダー
配役
【不死身の男・コルピ】:ヨルマ・トンミラ
1.タランティーノの影響?
『ヘイトフル・エイト』っぽいチャプター仕立てだけでなく、映像、ストーリー展開など随所にタランティーノの影響を感じた。
ラスト近く、ナチス将校との一騎打ち。
爆弾とともに投下するアイデアには、驚くと同時にかなり笑えた。
本作の監督をしたヤルマリ・ヘランダーは、
シモ・ヘイヘというフィンランド軍の伝説の狙撃兵からインスパイアされた、と語っている。
シモ・ヘイヘは、500人以上のソ連兵を殺害したことで知られる国家的英雄だ。
2.見事なまでの不死身感演出
◆自らにガソリンをかけ火を付ける
◆首をくくられても何分も生存
◆ケガはすべて、セルフオペ
◆飛行機ごと地面に墜落しても生存
これは、ランボーやマクレーン警部をはるかに超える不死身ぶりだ。
不死身度合いを測るメーターを、完全に振り切っている。
3.続編もあるらしい
2年以内に続編もリリースされるとのこと。
楽しみだ。
4.まとめ
チープさは感じない。しっかりした映画。
とてつもない不死身のじいさんにより、
高齢化の進む日本にも勇気をくれる作品(笑)。
☆4.0
共感ありがとうございます。
コレ面白かったので、劇場で2度観ました。セルフ首吊り盛り上がりました、ラスボスとの最終決戦はやや冗長な感じでしたが、女たちの逆襲スカッとしましたね。
共感ありがとうございます。
監督はタランティーノ・チルドレンだって気がします。
あのオチがたまりません。
不屈の魂折れない心幾多の死地を超えてきておきながら、そこ、気にする?な脱力感がたまりません。
続編ですか!楽しみに待ってます。
えっ?!続編あるのですか?!!
超楽しみです!
私この作品すごく記憶に残っていて好きなんですよね!
じいさんの荒い息づかいが忘れられませんw
はい、タランティーノぽかったです(^。^)