「ハリウッドは救命士に恨みでもあるんか」アスファルト・シティ ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
ハリウッドは救命士に恨みでもあるんか
2025年劇場鑑賞189本目。
エンドロール後映像無し。でもこの映画が作られた理由のメッセージは有り。
だいぶ昔にニコラス・ケイジ主演でそのものズバリ「救命士」という映画があったのですが、日々の業務で心を病んでいくという気の滅入る映画でした。その後も事件の後始末に駆けつけた救命士が度々悪党に殺されて救急車を奪われるのを観るたび、人の命を救いに来た無抵抗の人間をフィクションとはいえよく殺すなと胸を痛めています。
そんな中この映画、とにかく主人公の新人救命士が出くわす気の滅入るケースばかり連続で描いて、こちらも蒸し暑い時の不快感を感じながら見ていました。
だんだん救命士の闇というか、こんなヤバい奴野放しなのか、という先輩が出てきて、もっとまともな人が処分されてモヤモヤして終わったと思ったらエンドロール後に出てきたメッセージを見て、そんな事が起きてる理由を描きたいなら劇中この理由でその事が起きたのでいいのか、はなはだ疑問です。
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