高野豆腐店の春のレビュー・感想・評価
全65件中、61~65件目を表示
【テンポ良し】日本映画のいいとこが出た。ある一定年代以上には必ずわかる作品。尾道復活して欲しい
前後に観た作品
【ブギーマン】【クライムズ・オブ・ザ・フューチャー】
の影響は大きかった。
まさに 掃き溜めに鶴・・そう 僕も人間だから(相田みつを風)
豆腐屋の頑固親父【でも携帯📱は使えない】と 訳あり出戻り娘の淡々とした豆腐作りに
2人の恋愛模様、ドタバタ喜劇的な要素も入れて、とにかくテンポよく笑わせて共鳴させてくれた。
とにかく、オーソドックスに 日本の庶民描写作品
かと言って、何も起きないわけでなく、もう【役設定上】50近くの出戻り娘の再婚に
商店街の、気心知れた連中と親父が奮闘
という結構高齢での結婚が今風だし
主演、藤竜也の言うところの「老いらくの恋 ではなく 魂が寄り添う出会い」
も素晴らしい
現実にはよく観られる、独居老人の家屋相続の醜い欲望
【現実には処分に困るか、相続したくなるレベルで 真っ二つに分かれるだろけど】
心無い、財産目当ての夫婦の暴言に、口だけでなく手も足も❓出る藤竜也 漢だねぇ
しかしこの映画、主役は勿論、藤竜也、ほぼ主役に麻生久美子、助演に中村久美なのだが
もう一方の主役が 豆腐 と 広島県尾道市
尾道は大林宣彦監督で有名で、それ以前も小津安二郎、新藤兼人 監督作品あったとの有料パンフの解説。
風情がある と言うのは申し訳ないが言い過ぎで、フツーの町
ここしばらく静かだったが久々尾道は良かった。普通で。大都会でもなく不便でもなくオシャレ😎や気取った町ではないが素朴な日本のフツーの町。尾道あっぱれ
豆腐屋さんは、個人商店は全て絶滅危惧種の中では健闘してる。
朝も早よから豆腐製造は全国共通だから、夜明け前、新聞配達以外、コンビニ以外は豆腐屋さんだけ動いてるのは恐れ入る。
水とニガリと大豆 に主人公親娘【藤竜也、麻生久美子】が渾身というより淡々と、豆腐作りに専心するのは清々しい。
個人的には 絹ごしでなく木綿 固い豆腐の方が豆本来の・・とは思いますが個人の好みですね❗️
起承転結明白、日本人ある程度年齢なら誰でもわかる
とにかく【テンポ抜群、サクサク】だから、時間の経過が短い。良い作品⭕️
この監督と藤竜也 は 写真家、中華料理、コレと三部作とのこと
高校生が演劇部でお爺さん指導はまぁ愛嬌【半年くらい前の 向田理髪店よりは 描写がクドクなくてセーフ】
豆腐が食べたくなる
少し前の日本に居た人々
「やや」人を選ぶ部分はあるが(後述)、迷ったらおすすめ。
今年280本目(合計930本目/今月(2023年8月度)19本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))。
※ 18日(金)は有休消化促進のため、本映画を含め3作品見ています。
広島県尾道市で展開される、豆腐屋の姿を描く映画です。主人の方は結構頑固なようで、この時代(映画内では2015年だったか16年かになっています。
ただ、東京テアトル系列さんの映画であり、個々配慮のある部分もあり、全般としてはヒューマンドラマの様相が強いです。また、広島県尾道市をテーマにするため、いわゆる「地元応援枠」と見ることも一応は可能ですが、尾道市の観光案内的なパートは一切存在しないので注意です。
どうしても「豆腐」という、一人暮らしをしているとなかなか「案外」なじみがない(当然、存在は認知しているが、買ってきて食べるか?までだと微妙?)ものを扱ったものではありますが、迷ったらおすすめといったところです。
採点に関しては以下を考慮しています。
---------------------------------------------
(減点0.3/一部の尾道弁(広島弁)がかなり聞き取りづらい)
※ 当方、18までは広島市在住です。
方言指導の方が3人いる(エンディングロールにて)ように、かなりの力のいれようですが、かなり聞き取りには苦労します。尾道といえば福山もふくめて岡山よりな部分もありので、岡山弁との混合も見られ、「イエスかノーか」だけは聞き取ることは誰にでもできると思いますが、一部の広島方言(中には尾道方言だけのものもある模様)が結構出てきて、ある程度選びそうかな…という点は感じました(この点、9月の「ミステリと言うなかれ」もそうなんでしょうか…)。
ただ、多少わかりにくい聞き取りにはなっても、ストーリーは一本筋に近いため、混乱を招くことは少ないと思います。
---------------------------------------------
(減点0.1/散髪屋さんでのマッサージの描写について)
マッサージや、鍼といったものは、伝統的に、そして今でも、視覚障がいをお持ちの方の政策的な独占業務としている部分は、令和5年度においても存在します(いわゆる、法の適用をうけない「リラクゼーションマッサージ」とは別のお話)。
このうち、映画の中に出てくる「散髪屋さんでのマッサージ」の描写については、「数分程度慣用的に行われているものについては不問」という扱いではあり、摘発例もありませんが(もちろん、散髪屋さんを看板にして実際にマッサージ「だけ」をやっていると、当然摘発はされます)、この点は知識のある方が混乱しますので、一言入れておいてほしかったです。
---------------------------------------------
アナログでリスト作りは大変でしょう
全65件中、61~65件目を表示