「気づきが唐突」ネクスト・ゴール・ウィンズ コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
気づきが唐突
実話ベースながら、『がんばれベアーズ』パターン。
ボブスレーだったら『クール・ランニング』。
体力トレーニングに、基本的技術と基本戦術を4週間で伝え、どうにかチームの体裁は整えただけの噂に聞く古のメキシコ五輪日本代表みたいな状態で、チーム創設以来初の1ゴールを目指すお話。
実にストレートで捻りなく、ただしタイカらしいコメディタッチのノリで展開し、面白いといえば面白い。
ただ、チームの雰囲気をよくするのも悪くするのも監督次第で、監督の閉じた心が開いていくのが重要ながら、きっかけが単純なサモアの人の言葉だったりして、なんの伏線もないから、唐突感が否めなく。
事象の羅列感が強め。
脚本、編集的に詰めが甘い気がしました。
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