「不安症がゆえの物語」ボーはおそれている 箱詰めキウイさんの映画レビュー(感想・評価)
不安症がゆえの物語
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不安症すぎるボーの妄想をぎゅっとした物語のように感じました。
ああなったらどうなるんだろう、こうなったらどうなるんだろうの妄想が可視化されて全体的に不愉快で、私はボーをおそれています。
お母さんが死んじゃったらどうしよう、薬局にあってる間に扉が開いたままだったらどうなるんだろう、事故に遭って運ばれた先が病院じゃなかったらどうしよう、お父さんが人間じゃなかったらどうなるんだろう、などなど、そもそも現実世界では家に出る前、お母さんの電話に出る前から何にも進んでないのではないかと思いました。
3時間にも及ぶ長尺の映画を初めて見たのが、この作品だったので、長い時間ずっと不愉快な気持ちになりました。
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