「ゆとりファンですがなにか?」ゆとりですがなにか インターナショナル momoさんの映画レビュー(感想・評価)
ゆとりファンですがなにか?
ドラマの時からのゆとりですがなにかのファンなので、待ちに待った公開で、存分に楽しんできました。
インターナショナルな味付けと、リモートあるあるネタが満載で、ドラマの時から時間の経過があっても坂間家も周りの人達もブレない個性豊かなキャラで大満足。
エビチリ大王の動画配信がオフザケなのかと思いきや、あの世とのリモートである仏壇に向かう映像の連続に繋がり、なんとも心が温かくなってくるではないか。うまいなあ!
クドカンの脚本は視聴率を気にしなければならないドラマではなく映画の方がのびのび、好き放題出来ていいのかもしれない。
続きが楽しみで仕方ない終わり方だったので、是非とも今後も坂田家を覗き見したいものだ。
上映が終わって女子トイレに並ぶと、岡田将生はおしり出してモザイクまでかかるへなちょこな役でもやっぱりカッコイイーと言い合ってる女子たちに遭遇。
うんうん、岡田将生も、松阪桃李も柳楽優弥も誰1人この作品ではイケメン役では無いんだ、だけどなんかジワっと魅力が漏れ出てきてる。中国人じゃなくても坂田家を応援したくなるよ。投げ銭だ!投げ銭だ!
計算ずくの脚本に、監督お得意のコミカルな演出に、役者たちのやる気が重なって見事な化学反応だ!
女性陣も良かった。安藤サクラのアイラブハズバンド!は素晴らしかったし、中田喜子はお酌する姿が妙に色っぽいし、木南晴夏は本当に韓国人に見えたなあ!素晴らしい!
ゆとりちゃん島崎遥香のチャイナドレスも可愛かった。小学生の同級生ABCもなかなか良かったぞ!わかりみ!
そして、リモート全盛のレンタルおじさんの吉田鋼太郎の遺影のような姿に爆笑。更には仲野太賀の指立てたままリモート映像がフリーズした顔は大爆笑!
ゆとりゼロが是非とも飲んでみたくなり、 素晴らしいネーミングセンスだ!マリブ!ありがとう!