「クドカンワールド」ゆとりですがなにか インターナショナル まこやんさんの映画レビュー(感想・評価)
クドカンワールド
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坂間酒造と夫婦仲、家族に苦戦する頼りない坂間正和。調子良く派手で、中国に渡り海老チリ事業で失敗して帰国した道上まりぶ。恋愛、女性経験が無いオタク気質の妄想家、小学校の先生の山路一豊。
3人の絆を巡るドタバタコメディ。個性豊かな
キャラクターが満載。
脚本家宮藤官九郎さん、監督水田伸生さんのタッグは改めて凄かった。
テンポの良さ、面白さ、そして現代に纏わる
グローバル化、コンプライアンス、働き方改革
LGBT、ノンアルコール、ハロウィン、ユーチューバー風等々盛り沢山。演出と撮影を流れるように
運ぶよね。
後輩の山岸ひろむ、太賀君もはじけてたし。
まりぶ父麻生巌役の吉田鋼太郎さんのレンタルおじさんも怪しさ抜群。
チェ・シネ役の木南晴夏さんは細身で綺麗、韓国語も雰囲気も良かった。吉原光夫さんもヴィヴァンと雰囲気も違ってたし。
柳楽優弥さんの読めない空気感のどんだけ~とか
松坂桃李さんのハロウィンメイク、まさか岡田将生さんの下半身ボカシもあるとは……。
坂間酒造亭主のお仏壇に隠しカメラの発想。
不謹慎ながら、なるほどと関心してしまった。
尊い相手だから正直に現状を伝えてしまう。
人間性が出てた。
ゆとりとグドカンワールド炸裂の映画。
面白かったです。何年後かに続編を観たいです。
笑顔の2時間に感謝。
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