「これは良いクドカン」ゆとりですがなにか インターナショナル おたまさんの映画レビュー(感想・評価)
これは良いクドカン
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ドラマ版も視聴してたけど時間の経過で話あんまり覚えてないまま劇場版鑑賞、でも冒頭ちゃんとドラマ版のフラッシュもあって、すぐ話に入って行けました。
感想。はい面白かったです。中でも今回は木南晴夏さんが白眉でした。って言うか、木南さんがぜーんぶ持って行きました。
一番濃いキャラの柳楽優弥をも薄めてしまう韓国人キャラ。日本人と韓国人のハーフでアメリカ育ちと言う設定で、メイクも話し方もものすごく「ぽい」。
自分は韓国語知らないけど、韓国人が日本語を話すときの独特のアクセントをかなり上手に再現してて、役者さんってすごいなあと感心しました。
個人的にかの国は大の苦手で、今回も何のゴリ押しかと若干警戒しながらの鑑賞だったのですが、やはりクドカン、トンチキ○流ゴリ押しもなく、嫌味な反日モチーフにするでもなく、韓国と言う具材を見事に脚本に練り込んできました。お見事!
そういえば中学生円山でも死ぬほど笑ったな。
今作は、日本の凋落、名ばかり働き方改革、全然なくならない男尊女卑気質、一部クソデカボイス集団にへつらった多様性教育、いろいろ盛り込み過ぎのきらいはあれど、インターナショナルのサブタイトルに恥じない内容の濃さで、終わって見れば大満足。
ドラマの続編もあるかもね。
クドカンは当たり外れがあるんだけども、今回は文句なしに「良いクドカン」でした。
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