「クスッと笑える場面が多くて、最後ではちょっと感動もしました」北極百貨店のコンシェルジュさん ケンタさんの映画レビュー(感想・評価)
クスッと笑える場面が多くて、最後ではちょっと感動もしました
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絶滅した動物ばかりが来店する百貨店で人間のコンシェルジュが接客をしていて、試験採用中の新人が奮闘する話だけれど、お尻を押したら滑っていくペンギン?とか、神出鬼没の東堂さんとか、個性的な登場人物が多くて、全体的にとても面白いと思いました。
人とぶつかりそうになったり、指輪のケースを持った狼の人を、彼女に約束をすっぽかされたと勘違いしてしまったり、ミンクの父娘に勧める商品を間違えて大慌てでフォローしたり、羽を広げたクジャクに口を滑らせたり、失敗の数々も面白かったし、絵も全体的にイラスト風で可愛いかった。
ひょっとしたら、生産終了した香水を探すところとか、ひとつひとつの問題を解決する部分で、詳しくは描かれないお話があったのだろうけれど、尺の限られた映画ではそういう部分を簡単に済ませてしまうのはよくあることだし、むしろそのあっさりしたところがいいと思いました。
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