マッド・ハイジのレビュー・感想・評価
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本作はフィクションであり、「アルプスの少女ハイジ」その他の団体とは一切関係ありません。
2017年公開の「ハイジ アルプスの物語」の続編。にしても随分二作目は雰囲気が変わりましたね。でもまあ、続編にはよくあることです。エイリアン一作目はSFゴシックホラー、その二作目はSFアクション映画だったし。
前作は純粋無垢な少女ハイジと人々との触れ合いをアルプスを舞台にして描かれた心温まる物語。そして続編の本作は前作とはがらりと変わって世紀末救世主列伝のごとく血みどろエログロ作品に。
9歳だったハイジもいまや24歳の大人の女性に成長し、仲良しのペーターと日々ちちくりあっていたのでした。クララが立った。そして成熟したハイジを見てペーターも立った。
しかし、羊飼いの仕事がたたって日焼けしすぎたペーターは独裁者の手にかかり殺されてしまいます。復讐を誓ったハイジは女戦士として生まれ変わって独裁者を倒し、アルプスの平和を取り戻すのでした。
背景のマッターホルンはどう見ても合成だし、全編通して安っぽいつくり。アクションもゴア描写も特に新鮮味ありません。
クラウドファンディングで製作費集めたんならせめて脚本はもっと知恵を絞って欲しかった。いまさら大昔のトロマ映画みたいのを見せられてもねえ。
ちなみに本作、2017年公開の「ハイジ アルプスの物語」をすでに鑑賞された方には全くお勧めしません。もし本作を先に間違って観てしまった方には逆に観ることをお勧めします。本作を観て汚れた心を浄化してくれるはずです。
スイスの国民的児童文学を冒涜するような作品を地元のスイスで作ってしまうこの寛容さは見習いたいもの。日本でも「マッドおしん」とかどうかな。
日本のアニメがこんな形で本国に影響を与えたとは…、と妙な感慨に浸ってしまう一作
「スイス初のエクスプロイテーション(ゲテモノ)・ムービー」という触れ込みに負けない作品作りを、という監督の妙な使命感ゆえか、スイスチーズやアルプスの絶景、アルペンホルンといった、スイスの対外的なイメージを悪趣味にもぶち壊しにかかった作品です。特にスイスチーズの扱いは言葉を失うほどで、本作がチーズの売り上げに貢献することは決してないであろう、と断言しても良いでしょう。
当然スイス政府からの公的支援が受けられなかったのか、制作費の調達をクラウドファンディングで行ったところ、500人超から約3億円を調達したとのこと。一人当たり一体いくら貢いだのか…。そこまでしてこのスイス版「『スーサイド・スクワッド』風作品」を観たかったのか…、と底知れぬファンの熱意に言葉を失います。
予想外に制作費が調達できたのか、しっかりスイス各所でロケもしてるし、残酷描写の気合の入れ方も相当です。もちろん牧歌的なスイスイメージに憧れて本作を観ようとする人は(いないだろうけど)決して足を踏み入れてはいけませんが、一方でそこまで後味の悪さは残さないので、不条理さを胸焼けするほど体感したい、という観客にとっては物足りなさが残るかも。怖いもの見たさであれハードな描写への期待であれ、どちらにしても食事前後の鑑賞は避けたほうが無難かも。
スイスの童話の「ハイジ」を基にしているのかと思ったら、ヨハネス・ハートマン監督は日本のアニメ『アルプスの少女ハイジ』の大ファンで、まさにこのアニメを下敷きにして本作を作ったとのこと。原作の本国の人にこんな影響を与えたアニメ版のすごさに、感心するというかなんか複雑な心境…。
クラファンでこんな楽しい映画を作ってくれるなんて最高だ 終盤の失速...
噂のハイジ!
鑑賞動機:あらすじ10割
ガラドリエル様?…な訳ない。もっとバカに徹しても良かったように思うが、怒られすぎる内容だと公開できないかもしれないし、難しいところか。
「女囚何たら〜」とか「ナチス何たら〜」みたいなのも混ざってるのだろうね。「クララ・ゼーゼマン」ドーン!はやっぱり笑うところなのか。
バカな役を楽しそうにやる、キャスパー・バン・ディーンになごむ。
こういうのは脳みそ5歳児レベルで作られてても、構わんの。嫌いじゃない。でも、続編はやめときなさい。
食品で拷問してはいけません
地元が制作するからこそ許されるご当地ネタ、突飛な展開、熱いお約束、名作映画のオマージュ等々、トンチキ映画好きのための映画。
ご当地ネタと鉄板のロケーションが大盤振る舞いで使われ、本作で初めて知るスイスご当地ネタもあった。自国のイメージを入念に調査したのではないだろうか。作品情報にB級映画とあるが、粗製乱造のビデオ映画のような安っぽさはなく、制作陣の本気と愛を感じる映像に溢れており、その点では良い意味で予想を裏切られた。
スイスの中立が武装中立により成り立っているということを思い出させてくれる、血の気の多い作品である。スイス観光の予習におすすめしたい。
グロくはあったがエロくはなかった
そこそこ面白いおバカ映画で、ニヤニヤしながら鑑賞しました。真剣にふざけてます。
エロ目的の方にはお勧めできません。エロって性的なくんずほぐれつですよね?違うの?女性が裸で乳房が出てたらそれはもうエロなの?もしそうなら認識を改めます。汗 作り手はグロの方を真剣にやりたくて、エロは頑張ってねじ込んだ感。
権力者が変態な為、メイドに裸で仕事させてます。だから女性の乳房が時折登場するだけ。確かに最近の映画でここまで乳房が露出することはあまり無いけど、別にエロくはない。男性はそれっぽっちでも興奮するのですか?私は女性なので「おっぱいだなあ、人体だなあ」としか思いませんでした。主人公のハイジも恋人とのピロートークシーンで少し肌を見せるくらいで脱ぎません。ハイジのヌードや濡れ場が見たい人は視聴をやめておきましょ。
でも人体破壊系はとてもグロかった。かなりお金をかけているなと思いました。思いがけない時にグロが来るので驚きました。
ハイジに関しては演じるアリス・ルーシーさんという方が健康的な美女で見ていて楽しいです。恋人のペーターもなかなかのワル(ブツはチーズだけど)で「うんうん良いねえ」と思いました。すぐ処刑されてしまうのですが、もっとこの人を見ていたいと思いました。
いろんな映画のオマージュが散りばめてあるようです。私が分かったのは、ランボー、ベストキッド、キルビルくらいですが、映画に詳しい方ならもっとたくさん見つけ出せると思います。
しかしクラファンで集めた資金でよくこれだけのものを作ったなと感心しました。カーチェイスになるはずなのに無かったり、爆破そのもののシーンはなかったり、エキストラ全員分の衣装は用意できなかったっぽいところは低予算なんだなぁ、とは感じます。予算が今回の2倍くらいあったらなあ。
あとキャスパー・ヴァン・ディーンをスターシップトゥルーパーズぶりに見たのですが、なかなかの怪演で良かったです。そんなにバカなのにどうやって人身掌握して独裁者になれたんだよ。
もしかしたらトライの方がマッド?
あるのか!?続編
予想通りB級感あふれてて、お下品で、くだらなくて、楽しかった。まるでふなっしーが梨汁を噴出するかのように、血液ぶしゃー。作り物とありありわかるから、全然怖くない。画像も少し粗っぽい。でもそれがいい。女性の裸が抑え気味なら、18禁より数字は下がったと思うが、そこは妥協できなかったのだろうか。まあ、いいけどさ、エログロバイオレンスで。
ちょいちょい名作のパロディらしきものを感じる。そういうのも遊び心があっていい。監督は宮崎駿の「アルプスの少女ハイジ」を観ていたので、アニメサントラから曲を拝借したかったそうだが、許可が出なかったとのこと。残念。ランラランララリホーが流れるところ、私も観たかった。
クララの影が少し薄めだったが、続編では化けるのか⁉ てか、本当にあるのか⁉ またクラファンやるなら、1万円くらい出すよ!
酷暑向けのおバカ映画
大作に飽きた大人のための映画
年に一度はおバカ映画
「色々な国で著作権が切れたので」
B級のお手本みたいな映画
ブラックコメディ、ホラーコメディが好きで、そんな感じだろうと思って見に行きました。
コメディなのは間違いないです。
エログロでR18になっていますが、全裸どーん(エロくはない)、頭パーン(CG感隠さずとにかく派手)って感じでそこまでショッキングではないかな。
体ばりばりばり~って開けられてるやつはちょっと直視できませんでしたけど…
最初にクラウドファンディングですって高らかに言われますけど、「確かに…」と思えるゆるーい修行シーンとか半端なアクションとかは目の肥えた人には辛そう。でも「確かに!」と思えるほど映画が好きな人たちが作った気概が伝わってきます。
これこそB級の鑑だと思いましたよ。
あとビジュアル的なセンスも好きです。
覚醒後のハイジめっちゃ素敵です。あと修行つけてくれた謎の黒シスターズも。神様みたいなおばさんのエフェクトは好きではないけどなんか好き。役者さんたちの配役もぴったしでしたね。
とりあえず犬の方のヨーゼフ(多分)はどうなったんですか!
やっぱ犬の演技指導までは金が足りませんでしたか?!
戦力にならんから再登場させなかったってだけで生きてますよねえ?!
信じてますよ!!!!
ポリコレ無視した北斗の拳みたいな映画
ハイジに思い入れがある人は絶対に見るべきではない。
俺は大好きだぞ
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