ファイアーブランド ヘンリー8世最後の妻のレビュー・感想・評価
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女王陛下誕生秘話
ファイアーブランド ヘンリー8世最後の妻
流石は、海賊国家の女王の継母のことはある。
寝床の国王を襲えるのは王妃なのだからあり得る…
そして、それを目の当たりにしてきた王女なのだから、その後の国教会改革に、海賊支援など当たり前のもちのろん!
ところで、あの教主はどうなったのか?
ヘンリー8世的には、異教徒と言うことで火炙りか?斬首かなぁ
きっと、懺悔させたのだろう…
めでたしめでたし
(o^^o)
ファイアーブランド ヘンリー8世最後の妻
ジュード・ロウとアリシア・ビカンダーが共演し、暴君として恐れられた16世紀のイギリス国王ヘンリー8世と、
その6番目にして最後の妻キャサリン・パーの生き残りをかけた争いの行方を描く宮廷サバイバル劇。
16世紀の英国、テューダー朝。君主ヘンリー8世は、これまで5人の妻を処刑や追放、出産による死亡などで容赦なく切り捨ててきた。
そんな彼と望まぬ結婚をした6番目の妻キャサリン・パーは、イングランド国教会を設立したヘンリーに反して、プロテスタントの信念に基づいて英国を光ある未来へ導きたいと願う。
しかし、国王と対立する立場であることを告発されてしまった彼女は、前妻たちのように首をはねられるのか、それと病に蝕まれた国王が先に死ぬか、自らの生存をかけて複雑にからみあう宮廷の政治的陰謀に立ち向かっていく。
共演は「コントロール」のサム・ライリー、「おみおくりの作法」のエディ・マーサン。
「見えざる人生」でカンヌ国際映画祭「ある視点」部門を受賞したブラジルのカリン・アイヌーズ監督がメガホンをとった。2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。
ファイアーブランド ヘンリー8世最後の妻
劇場公開日:2025年2月14日 120分
イギリスの宗教各派の理解は分からん🙈
イギリス革命の理解では、宗教的な対立軸がどのようであったかを抑えることが必要である。
イギリス宗教改革の結果、イギリス国教会による宗教統制が確立したが、なおも宗教対立は続いていた。
まず、大きな対立軸としてカトリック教会とプロテスタント(新教徒)の対立がある。さらにプロテスタントの中にも国教会(アングリカン=チャーチ)とそれ以外の非国教徒(ノンコンフォーミスト Noncomformists )の違いがある。
非国教徒はさらに独立派(清教徒、ピューリタン)・長老派(プレスビテリアン)の二派があり、対立していた。
アン
女系の礎となった女性でしょうか
ヘンリー8世って男児ができなくて離婚したいが為に我儘でカトリック抜けたぐらいにしか考えてなかった アン・ブーリンとか其の辺は映画でもお馴染みだけどまさか6番目まで王妃がいたとは知りませんでした
相変わらず宮中王様の脚までドロドロ血なまぐさい、昔っからドレスに色々仕込んでいたんだ エリザベスの知性やのらーりくらーりと難しい状況下でも上手く外交やってのけたところなどはこの方の教育のお陰だったのかなと思いました
英にもあった首飾り事件
しかしこの後のドロドロは描かれていない模様
結局はアンアスキューさんの言う通りに...
ジュード・ロウは役作りで増量?不適な笑いが素敵でした そしてちゃんと当時の肖像画風のメイクのアリシア・ヴィキャンデル言われないと分からなかった
ジュード・ロウ、出てました?
ベラドンナ
愛を欲しがった孤独な暴君
冒頭の言葉から早々に引き込まれました。
「歴史は主に男の物語と戦争によって語られてきた。」
「女に関わる出来事は想像によって補われなければならない」
これがラストに繋がっていく。
極悪非道な権力者ヘンリー8世と
望まぬ結婚をした6番目の妻キャサリン。
政治の陰謀と生き残りをかけた先の読めない展開が
まさに宮廷サバイバル・スリラー。
ヘンリー国王の命があと2日しか
もたないかもしれないと知った時の
キャサリンのスピーディーな乾杯に
つられて思わずこちらも笑みが。
でも現実は強くてしぶとい…。
ラストカットのエリザベスのショットがとても良い!
既に肝が据わっていました。
そして、ジュード・ロウの役作りが見事。
ヘンリー国王の腐った脚の悪臭を再現するため
実際に強烈な匂いがする香水を作って
撮影をしていたという裏話には驚きました。
驚きの結末。そこだけでも観る価値あり。
イギリスのわらべうたに「一番離婚、二番斬首、三番死亡、四番離婚、五番斬首、六番生存」というものがあるそうだ。これはヘンリー8世の6人の妻のたどった運命をあらわしたもの。この映画は唯一無傷で夫を見送った六番目の王妃キャサリンの姿を描いた。原題の「Fire brand」は「たいまつを掲げ先頭にたつもの」といったニュアンス。映画紹介ではキャサリン妃がプロテスタントであったかのごとく書いてしまっているものもあるが、まだこの時代のイギリスではルター派にしてもカルヴァン派にしても異端扱いなので、プロテスタントに対しある程度の理解と共感を示していたというべきだろう。ただ宗教や王権の不寛容を緩和する流れにある程度貢献したのでこのようなタイトルがついているのだと思う。継子であるエドワード(6世)とエリザベス(1世)を手元で撫育したことで尊敬されている人だそうである。
さて映画は最初のアン・アスキューとのくだりのあたりが長々しくついうとうとしてしまった。近年のリアルに寄せたコスチュームプレイは画面も暗いしセリフも劇伴も抑え気味なのでなかなか乗れないところはあるよね。
でも後半、ヘンリーとの死闘、というかサヴァイバル合戦になってからは実に見応えがあった。アリシア・ビカンダーとジュード・ロウともに好演です。そして驚きの結末。こういう形で決着がつくとは!歴史としても新解釈ということになるのでは?一応、原作というかベースとなる本はあるらしいので英国本国では予想していた人もいるかも知れないが、日本人としてはね。ちょっとびっくりしました。
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