「晩年の姿」ファイアーブランド ヘンリー8世最後の妻 ふわりさんの映画レビュー(感想・評価)
晩年の姿
イギリス史において暴君と名高いヘンリー8世とその6番目&最後の妻キャサリン・パー。
ヘンリー8世関連だと、ブラッディ・メアリー(マリー)、「ブーリン家の姉妹」「エリザベス」が思い出される。
ヘンリーの暴君ぶりは、より若くて力のある時にはもっと発揮されたのだろうし、追放とか処刑とか、あくまで物語や映画作品として見ると、1st、2nd王妃の辺りの方が有名なだけでなく展開が面白いかも~と思う。
6th王妃の事はよく知らなかったので、本作は興味深かった。常に夫に殺されるかもしれない可能性もあるわけで、プレッシャーは相当のものだったろうなあ。
ヘンリーの子供たちの面倒を見ていたことや、本の執筆などから教養のみならず知性ある女性と感じた。ラストで語るエリザベス(この後彼女の統治時代到来)にも、おおいに影響を与えたのかも知れないと思った。
それにしてもジュード・ロウ。今回はキャストがわかってる上で鑑賞したが、知らないで見たら彼だとわからなかった。
原題:FIREBRAND
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