劇場公開日 2025年2月14日

ファイアーブランド ヘンリー8世最後の妻のレビュー・感想・評価

全27件中、1~20件目を表示

4.5それを「愛」と呼ぶのは男の幻想

2025年2月21日
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鑑賞方法:映画館

2023年。カリン・アイヌーズ監督。自らの離婚を正当化するためにカトリックから抜け出して英国国教会を作ってしまったイギリス国王ヘンリー8世。その6番目で最後の妻になった女性の生きざまを描く。国王が宗教をも支配する体制において、聖書第一主義のプロテスタントに目覚めた女性はいかに権力と対峙するか。
王の留守には政務をしきる有能な女王でありながら、暴虐な王のひと声で殺されることもある立場の王妃。プロテスタントに肩入れしながら危ない橋を渡っているが、王の子を身ごもることで王亡きあとの政治力の確保を狙っている。ところが、王がなかなか死なず、逆に反逆を疑われて死の瀬戸際まで追い込まれていく。しかし、最後の土壇場で、王妃に「愛」を求める王の隙に付け込んで、、、という話。
DV夫がそうであるように、男は自らの抑圧性に無自覚であり、相手の一方的な献身を求めて、それを「愛」と呼ぶ。結婚は政治だと冷徹に認識している王妃は決してそれを「愛」とは言わない(劇中では「I love my King」とは言うが「I love you」とは言わない)。ところが同時に、前妻たちが残した子どもたちには親として愛情豊かに親切に接している。王妃に「愛」がないわけではないのだ。男の幻想的な愛と女の実質的な愛。

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3.5歴史的暴君と哀しみの王妃

2025年2月21日
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鑑賞方法:映画館

ジュード・ロウは数日前に「ガタカ」を観た直後なので、20数年の歳月の長さと俳優魂を強く感じました。

アリシア・ヴィキャンデルはコスプレが似合ますね(「アンナ・カレーニナ」、「チューリップ・フィーバー」とか)。北欧美人はガルボ、バーグマンの系譜でしょうか。日本を舞台にした珍品(失礼)「アースクエイク・バード」も可愛かったなあ。

英国王室の知識が浅いので本作を契機に勉強し直します。V・レッドグレイヴの「クィーン・メリー 愛と悲しみの生涯」とか、デボラ・カーがキャサリンを演じた「悲恋の王女エリザベス」なんかを観てみたいです。

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sugar bread

4.0最後の妻らしいラスト!

2025年2月21日
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鑑賞方法:映画館

6番めのヘンリー8世の妻で、前妻の子供達を城に呼び寄せたり、病気の彼を看取ったとなかなかの美談情報を得ていたので、おおっ!とビックリしました。

が、やはり絶対権力よ国王に背くことは出来ないし、(前妻の2人は打首)あれこれの不条理を許せなく思うのは当たり前!彼女の最後の行為に違和感は全くなく、さもありなん。と

そんな妻役をアリシア・ビカンターは、とても見事に演じてましたね〜。バレッタのような頭の冠も似合ってたし。

ジュードロウの醜悪な王役も、立派です。(お尻は別人?笑笑)
56歳で亡くなったヘンリー8世、食べすぎ、太り過ぎ、糖尿病?で足が腐り激痛も天罰じゃ!!

あ、透き通るような白い肌の後のエリザベス女王の語り口と存在感もあっぱれです。
近づいてきた太った教皇さんに「触らないで!」って跳ね除けてるシーンも印象的◎

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るー

3.5晩年の姿

2025年2月20日
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鑑賞方法:映画館

イギリス史において暴君と名高いヘンリー8世とその6番目&最後の妻キャサリン・パー。
ヘンリー8世関連だと、ブラッディ・メアリー(マリー)、「ブーリン家の姉妹」「エリザベス」が思い出される。

ヘンリーの暴君ぶりは、より若くて力のある時にはもっと発揮されたのだろうし、追放とか処刑とか、あくまで物語や映画作品として見ると、1st、2nd王妃の辺りの方が有名なだけでなく展開が面白いかも~と思う。

6th王妃の事はよく知らなかったので、本作は興味深かった。常に夫に殺されるかもしれない可能性もあるわけで、プレッシャーは相当のものだったろうなあ。
ヘンリーの子供たちの面倒を見ていたことや、本の執筆などから教養のみならず知性ある女性と感じた。ラストで語るエリザベス(この後彼女の統治時代到来)にも、おおいに影響を与えたのかも知れないと思った。

それにしてもジュード・ロウ。今回はキャストがわかってる上で鑑賞したが、知らないで見たら彼だとわからなかった。

原題:FIREBRAND

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ふわり

3.0糖尿病は怖いね

2025年2月20日
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鑑賞方法:映画館

英王朝の新参者テューダー朝2代目として,ヘンリー8世が王位の正統性を確立すべく王妃達に健康な男児出産を望んだ事を女性蔑視みたいに非難するのはいわばジャンケンの後出しであって,この描き方は些か気の毒なような気がする。
…などとこの作品に目くじらを立てるのは野暮で,後の大女王誕生の道をつけたキャサリン・パーのしたたかさを,抑えた演技で描いて見せたビカンダーに拍手。

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ひろちゃんのカレシ

3.5なんでこんな賢い女性がこんなクズ男と……

2025年2月19日
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アリシア・ヴィキャンデルちゃん久々💜
こんなに前田敦っちゃんみたいな顔してたっけ??
ジュード・ロウがジュード・ロウに見えず、最後の最後までラッセル・クロウだと思って観ちゃってた😅💦
いずれにせよ、狂人ヘンリー8世のクズ男っぷりがお見事だったー。

コレを機にこの時代の映画総ざらいしたいな。

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らまんば

3.0愛に飢えていた暴君と賢明な妻

2025年2月19日
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悲しい

怖い

難しい

あれだけの特殊メイクを施すならば、主役の「ヘンリー8世」はジュード・ロウじゃなくてもよかったのでは?と思ってしまった。
英国史や歴史書でヘンリー8世のことは知っていたけど、映像化されるとクソっぷりが凄いな。

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ちゃ坊主

3.0Desperate wife

2025年2月19日
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ヘンリー8世や英国王室の歴史に対しての知識はゼロに等しいので、HPの情報と目で見ている映像のみで楽しむ努力をしたが、少なくともイングランド国教会設立あたりについては事前に勉強しておくべきだったと悔やんだ。

史実に対して極端な解釈をしていない事で時代劇としてのリアリティと荘厳さを維持できてはいるが、そのために抑揚やサスペンスフルな展開が見られずエンタメ性には欠けたように思う。
特に二人の妻を処刑した悪名高い暴君の6番目にして最後の妻がいかにして生き残ったか・・・というハラハラするはずの主題に対しての緊張感は残念ながらもう一つだった。

ただジュード・ロウの役へのアプローチにはプロフェッショナルを感じ、アリシア・ヴィキャンデルも稀代の賢い女王に相応しい気品と知性と勇敢さで役に臨まれ、それぞれがピッタリとハマっていた良い作品だとは思った。

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カツベン二郎

4.0オープニングで語る "声" は誰なのか? そして、映画の始まりで ...

2025年2月19日
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怖い

オープニングで語る "声" は誰なのか? そして、映画の始まりで 既に主人公キャサリンが嫁いでからしばらく経った後だと分かる。時はイギリス国王ヘンリー8世の留守中から始まる。主人公の6番目の妻はヘンリーの遠征中に外出する。そんな不思議な出だしの映画。
徐々に宮廷内部の女性達が "何者" なのか分かって行くのが怖くて面白い。そして髭面の男達も宮廷サバイバルに深く関わる。子どもも例外ではない。
アリシア・ヴィキャンデルとジュード・ロウの傑作演技合戦であり、衣装がとても綺麗。そのドレスに血が付くのは、フランスの『王妃マルゴ』(1994)を思い出す。

・ヘンリー8世(1491-1547年/在位:1509-1547年)
・最初の妻キャサリン・オブ・アラゴン(1487-1536年)
メアリー1世を出産
・2番目の妻アン・ブーリン(1507-1536年)
エリザベスを出産
・3番目の妻ジェーン・シーモア(1509-1537年)
エドワード6世を出産
・4番目の妻アン・オブ・クレーブズ(1515~1557年)
・5番目の妻キャサリン・ハワード(1522~1542年)
・6番目の妻キャサリン・パー(1512~1548年)1543年結婚
ヘンリー8世の死後にジェーン・シーモアの弟のトーマス・シーモアと結婚

主題歌:PJ Harvey ♪Down By The Water

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ナイン・わんわん

4.0エリザベス1世を育てた聡明で勇敢な女性

2025年2月18日
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ヘンリー8世って名前だけは聞いた事あるなと思ったら、シェイクスピアの戯曲でした。読んだことはありませんが、それだけ有名な人物という事なんですね(恥)
歴史に疎いので調べたら、16世紀イングランドテューダー朝の君主。後継者はエドワード6世、メアリ1世、エリザベス1世で、そこでテューダー家は途絶えます。

ヘンリーは暴君と呼ばれ、6回の結婚のうち2人の妻は斬首されています。本作は6番目の妻キャサリン・パーの夫との命がけの駆け引きがスリリングでとても面白かったです。キャサリンは最後まで人生を諦めずに自らの手で運命を切り拓きました。

ヘンリーは国内の勢力争いや周辺国との覇権争いにより、確固たる地位を築く為には男子の世継ぎが必要と考え、結婚・離婚を繰り返し、ローマ教会と対立してイングランド国教会を創設しました。豪奢な生活を好み、インテリであったそうですが、金の使い過ぎで国は窮乏、晩年は非常に好色、足を怪我した後は暴飲暴食で肥満体になり、独善的で側近を何人も処刑し、次第に孤立していきました。
ジュード・ロウの熱演が見事で、暴君になり切り、体重増加のほかに、足が腐っていく状態を、臭い液を付けて演じました。周囲の人間が息を止めている様子がリアルです。
アリシア・ビカンダーも中世の絵のように美しく、過酷な状況で気丈に振舞う妃を演じています。

本作は史実を基に想像を膨らませて創作したものです。当時の女性の立場が非常に弱く、常に男に蹂躙されていた中で、運命に抗って未来を勝ち取った女性がいた事を訴えています。

ただ、ヘンリーが暴君だった事は間違いないですが、特に女性を物のように扱ったのかは分かりません。メアリの母は夫と対立して追放され、エリザベスの母は政治に介入しすぎて処刑され、エドワードの母は出産後に死亡しています。協議離婚した人もいます。
キャサリン・パーは継子のエリザベスとエドワードを可愛がり、立派に育て上げた人物として尊敬されているそうです。

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ゆり。

4.0醜悪

2025年2月18日
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田中スミゑ 90歳

3.0迷ったら負け、真実はカラフルなインコだけが知っている

2025年2月18日
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怖い

興奮

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Dr.Hawk

3.0SIXと真反対の重苦しさ

2025年2月18日
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2019年にイギリスのオリヴィエ賞にノミネートされたミュージカルSIX

この映画で描かれる傍若無人なヘンリー八世の6人の妻が主人公の新しいスタイルのミュージカルSIXは、その後アメリカでも上演されトニー賞にノミネートされ現在日本版が上演中です

このミュージカルのおかげでヘンリー八世の6人の妻達に大いに陽が当たった結果作られたと思われる今作

常にネタを探してるだろう映画業界が選んだのは彼の6人目の妻だった

歴史映画なので重苦しくなるのは仕方ない
エリザベスだって重苦しかったからな
しかし暗い、暗すぎるよ!

ミュージカルSIXの底抜けの明るさを思うと同じ主人公の作品とは思えないです

今回のミュージカルのおかげでヘンリー八世と妻達に興味を持ち、漫画「セシルの女王」を読んだおかけでかなり知識を得たので、この映画もバックボーンを理解した上で観れました

しかしファイアーブランドはこの時代のイギリスの宗教問題の知識がないと理解しにくい映画かもしれません

このヘンリー八世時代の根本に流れているイギリスの宗教問題の説明はほぼありません
知らなくても楽しめますが、異端者って何を信仰してるの?となります

傍若無人な王に振り回される可哀想な妻と権力を狙う教会や権力者の映画なんで知ってた方が楽しめます、いや楽しくはない
なんせ暗くて重いんで

暗くて重くて王妃といえど自由なんてない時代の閉塞感が凄かったし、ヘンリー八世に化けたジェードロウは見ものです

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TRINITY

3.5王様ジュード・ロウなの?言われても分かんない!

2025年2月17日
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2025年劇場鑑賞52本目。
エンドロール後映像無し。

中世ヨーロッパの話は個人的にあまり興味をそそられなくて、直前に見た「愛をたがやす人」も歴史ものだったのでちょっとつらいと思いながら鑑賞。
最初に暴君と言われるだけあって、いつ処刑するっていい出しかねないヘンリー8世が怖すぎます。エンドロールでジュード・ロウの名前を見て、あれ?いたっけ?と思いましたが2番目に名前が出るということはまさかあの太った王様?そうみたいです。今まで色々特殊メイクで実在の人物を演じた俳優はいましたが、一番面影ないかも。よく彼にキャスティングしようと思いましたね。ラッセル・クロウならそのまま演じられるのに(笑)

もうさすがに足切断したほうが長生きできると思うんだけど、と思うくらい足がぐっちゃぐちゃに腐ってるところを見せられるのは結構グロかったです。このあたりの歴史をよく知らないので結末がどうなるか全く読めず、その点では歴史に詳しくなくて楽しめたなと思いました。

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ガゾーサ

3.5ヘンリーの嫌さとキャサリンの良さがよく描かれていた キャサリンにと...

2025年2月17日
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ヘンリーの嫌さとキャサリンの良さがよく描かれていた

キャサリンにとても興味が湧いた

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jung

4.5地獄

2025年2月16日
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中世の殺戮の時代は、どこでも起こり得た物語かもしれない。日本もさに有らず。地獄を生き抜く強さは、並大抵ではない。女は、弱く、更に、男より強い。呆然のラスト。

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DnaH

4.0「歴史」に埋もれた女性に命を与える

2025年2月16日
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怖い

興奮

知的

歴史といったら戦争や革命の様な「大きな」出来事と男性権力者を追うことだった。美術史も音楽史も文学史も映画史も男性中心だ。でも多くの才気溢れる素晴らしい女性が沢山いたことはもうかなり以前からテーマになっている。でもまだまだだと思う。とりわけビッグな男性権力者の周囲に沢山いたはずの女性は男性の「ビッグ」さに隠れてしまい見えなくなってしまう。ヘンリー8世はその最たる「ビッグ」人物の一人だろう。

最後の妻は殺されなかったということだったのでは!?とフライヤーから得た情報があったのにどうなるんやー!と最後までドキドキした。

特徴的に刈り込まれた庭園の木々、イギリスの荒野、屋内の光と影、衣装の布の質感、豪華な宝飾品、食事、犬や鳥、ひそひそと或いは大声で話す、歌う、踊る、全てのシーンが美術館で目にする絵画の一枚一枚のようだった。

ジュード・ロウ、ヘアメイクに加えてよくあんな巨体に!目で彼だとちょっとわかった位だった。自分のスペアを生む存在が妻の役割、ガンガンと人を殺す恐ろしく怖いヘンリー8世でありつつも、女好きでなんとなくキュートで寂しがりでキャサリンを本当に愛していたヘンリー8世が見え隠れしたのはジュード・ロウだからだと思う。アリシア・ヴィキャンデルはイギリスの寒々しい空気の中で無表情に近い顔であることが殆どでまさに当時の肖像画風、コスチュームものにとても合っていた。

キャサリンは知的で賢く優しく子供たちにも使用人にも愛された。聖書の言葉と自分の間には何も介入させないというルターの考えを自分のものにしてその考えを隠さず皆と分かち合い、親友の伝道師アンを支援した。古典語も当然のごとくできたキャサリンは聖書の英訳に励み娘にも翻訳や書くことを教え自分も著書を出している。ヘンリー8世は当時まだマイナー言語だった英語の地位を高めて重要言語にした人、と言われるが、この映画を見ると、貢献したのは異端とされたアンやキャサリンやエリザベスなどの知性溢れる女性達なのではないかと思わざるを得ない。事実とフィクションの線引きがわからなくなってくる。でもどこかで人間の真実に触れている作品だと思う。

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talisman

4.025-025

2025年2月16日
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暴君ヘンリー8世とキャサリン妃。
神に選ばれし王として全てを意のままに動かす暴君ヘンリー8世。
継母として分け隔てなく愛を捧げるキャサリン妃。

現代ではその評価は一目瞭然だが、
圧政時代の元では誰もが暴君に跪き、
赦しを乞う。

中世の権力とはなんとも醜いものか。

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佐阪航

3.5女王陛下誕生秘話

2025年2月16日
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難しい

萌える

ファイアーブランド ヘンリー8世最後の妻

流石は、海賊国家の女王の継母のことはある。

寝床の国王を襲えるのは王妃なのだからあり得る…

そして、それを目の当たりにしてきた王女なのだから、その後の国教会改革に、海賊支援など当たり前のもちのろん!

ところで、あの教主はどうなったのか?

ヘンリー8世的には、異教徒と言うことで火炙りか?斬首かなぁ

きっと、懺悔させたのだろう…

めでたしめでたし

(o^^o)

ファイアーブランド ヘンリー8世最後の妻

ジュード・ロウとアリシア・ビカンダーが共演し、暴君として恐れられた16世紀のイギリス国王ヘンリー8世と、
その6番目にして最後の妻キャサリン・パーの生き残りをかけた争いの行方を描く宮廷サバイバル劇。

16世紀の英国、テューダー朝。君主ヘンリー8世は、これまで5人の妻を処刑や追放、出産による死亡などで容赦なく切り捨ててきた。

そんな彼と望まぬ結婚をした6番目の妻キャサリン・パーは、イングランド国教会を設立したヘンリーに反して、プロテスタントの信念に基づいて英国を光ある未来へ導きたいと願う。
しかし、国王と対立する立場であることを告発されてしまった彼女は、前妻たちのように首をはねられるのか、それと病に蝕まれた国王が先に死ぬか、自らの生存をかけて複雑にからみあう宮廷の政治的陰謀に立ち向かっていく。

共演は「コントロール」のサム・ライリー、「おみおくりの作法」のエディ・マーサン。
「見えざる人生」でカンヌ国際映画祭「ある視点」部門を受賞したブラジルのカリン・アイヌーズ監督がメガホンをとった。2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。

ファイアーブランド ヘンリー8世最後の妻
劇場公開日:2025年2月14日 120分

イギリスの宗教各派の理解は分からん🙈

 イギリス革命の理解では、宗教的な対立軸がどのようであったかを抑えることが必要である。
イギリス宗教改革の結果、イギリス国教会による宗教統制が確立したが、なおも宗教対立は続いていた。
まず、大きな対立軸としてカトリック教会とプロテスタント(新教徒)の対立がある。さらにプロテスタントの中にも国教会(アングリカン=チャーチ)とそれ以外の非国教徒(ノンコンフォーミスト Noncomformists )の違いがある。
非国教徒はさらに独立派(清教徒、ピューリタン)・長老派(プレスビテリアン)の二派があり、対立していた。

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カール@山口三

3.5アン

2025年2月15日
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鑑賞方法:映画館

女系の礎となった女性でしょうか
ヘンリー8世って男児ができなくて離婚したいが為に我儘でカトリック抜けたぐらいにしか考えてなかった アン・ブーリンとか其の辺は映画でもお馴染みだけどまさか6番目まで王妃がいたとは知りませんでした
相変わらず宮中王様の脚までドロドロ血なまぐさい、昔っからドレスに色々仕込んでいたんだ エリザベスの知性やのらーりくらーりと難しい状況下でも上手く外交やってのけたところなどはこの方の教育のお陰だったのかなと思いました
英にもあった首飾り事件
しかしこの後のドロドロは描かれていない模様
結局はアンアスキューさんの言う通りに...
ジュード・ロウは役作りで増量?不適な笑いが素敵でした そしてちゃんと当時の肖像画風のメイクのアリシア・ヴィキャンデル言われないと分からなかった

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ゆう