劇場公開日 2023年12月22日

PERFECT DAYSのレビュー・感想・評価

全852件中、121~140件目を表示

4.5いい作品観たな

2024年3月9日
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鑑賞方法:映画館

煩い情報に囲まれることない丁寧な、淡々と?いや、徐々に明かされていく充実した日々を時に笑い、しんみりしたり、心配しもずっと見守っていきたくなる。ちょい役であの人が!の面白さといったら。

今オススメ作品を聞かれたら今作品を挙げている。

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chargedpillow

3.5穏やかに

2024年3月9日
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鑑賞方法:映画館

 映画館にて鑑賞しました。

 役所広司さんすごいな、と思いながら見ました。
 主人公の平山自体がなにか大きなことをするわけではないのですが、日々のあれこれやちょっとした感情の機微を無口だけれども、表情や仕草で表現していることがとても凄いですね。
 平山自体が人のことを良い意味で面白く捉えたり、自分で自分の気持ちを整えられるし、心穏やかに生活している様子は自分も見習いたいな、と思いました。

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kame-pukupuku

5.0ずっと見ていたい感じがする

2024年3月9日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

カンヌの最優秀主演男優賞で話題になった作品。これは見逃すわけにはいかない、ということで。
なんか、すごいよかった。
どこが?って聞かれてもどこがよかったんやっけ??ってなるけど、ずっと平山さんの生活を見てたい感じがしてしまう不思議。ちょっと憧れすら感じてしまう。かっこいいなって。
役所さんはもちろんすごいけど、ひとりのおじさんの生活を切り取るっていうこんな斬新な映画を作るビムベンダース監督って何者。他の作品も見てみたいと思った。
なんかすごい刺さって、気づいたらパンフレット即買いしてた笑。
パンフレット片手に、渋谷の公衆トイレ巡りに行きたい。

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流星の水菜

4.5私にとっての木漏れ日

2024年3月9日
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カンパク薬局

4.0ワンパターンな日常こそ豊かな日

2024年3月8日
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鑑賞方法:映画館
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ヤマッチ

3.5絶妙な選曲+渋い演者+キラキラしてない東京

2024年3月8日
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慈

4.0穏やかな心になった。

2024年3月6日
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鑑賞方法:映画館

台詞が無くとも、こんなにも伝わる映画があるのだな〜と感動しました。

トイレ掃除って作品で描かれているよりも、もっと過酷だと思うツッコミどころはありましたが……。
何かとザワつくこの時代に、一瞬【ゆとりの気持ち】が持てました。
駅等のトイレを利用する時には、この映画がよぎります。

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シャンタル

5.0谷崎潤一郎の「陰翳禮讚」と高文脈文化を上手に取り入れている。

2024年3月6日
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Socialjustice

4.0PERFECT DAYS は言葉以外で語る物語だった

2024年3月5日
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「日本・ドイツ合作の映画」という紹介文を見て、完全には日本向けじゃなくて楽しめないかと思って見送っていた。

だが世間で絶賛されていたので見に行った。
結果、ちゃんと日本映画だったし、良い作品だった。

自分の場合、人が絶賛しているほど逆に自分は絶賛したくなくなるので、何も事前知識なしに観たかったとは思った。しかし他の人のレビューなしには映画館に足を運ばなかっただろう。

日常の風景

この映画は男の日常の風景から始まる。最初はセリフは全くない。

冒頭にまったくセリフを入れずにひたすら日常を映し出す映画は案外多い気がする。なので「またこの手法か」と思ったのだが、この映画は無口のレベルが違う。

なんと冒頭10分ぐらい全くセリフがないのだ。

だが途中でこう気づく。男が一言も言葉を言わないのには理由がある。言葉を喋れない障害を持っているのだと。この映画はそういうテーマの作品なのだと。

結果的にはそうではなく、ただ本当に無口なだけだったのだが。

言葉 VS 言葉でないもの

映画の中にはとにかく言葉先行のものがある。言葉の理屈が幅を利かせており、言葉の背景として映像があるかのような作品だ。

だがこの映画の「言葉以外で語る」というやり方は対照的だ。
日本ドイツ合作だという背景もあってこの構成になったのだろうか。

自分の好みとしては、映画の言葉は最小限の方が好きだし、説明的ではない映画の方が優れていると思う。

PERFECT DAYS

一体何がパーフェクトなのか?

主人公の男は清掃員の仕事をしており、トイレをひたすら掃除するのが役目だ。

毎日同じ繰り返しで生きている。同じコーヒーを飲み、同じ居酒屋に行って同じメニューを頼み、同じ銭湯に行って体を洗う。その繰り返しなのだ。

だがありふれた日常の繰り返しの中にこそ「完全」はある。それは自分が生きている世界を愛するということなのだ。

自分の心がけ一つで、この世界に生きているという奇跡を見逃さずに味わえるのではないか。この映画はそう思わせてくれる。

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稲浦悠馬 いなうらゆうま

4.0よかった

2024年3月5日
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鑑賞方法:映画館

笑いも感動もないけどなんかずっと見てられる。主人公が日々感じているうっすらとした幸福感を追体験できる、よく出来た作品。他人と自分を比べなければどんな生活でも幸せを感じられることを知った。

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ユウ

3.0社会的強者の描く「社会的弱者」映画

2024年3月5日
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鑑賞方法:映画館

難しい

寝られる

主人公が大人の「よつばと!」なのでは、と思い至ったので評価を星3に改めました。

以下、修正前。

正直に言うと何が言いたいのかあまりわからなかった…トイレ清掃の人にも人生があっててとかそういう当たり前の話…?無口で何考えてるかわからない人だって何考えてるかわからないくらいにはいろんなこと考えてるなんて当たり前の話でして…

そんなことより週一場末のスナックで石川さゆりの歌が聴けるなら通うから店教えてほしいなって思いました。

 正直あらすじを読んでもよくわかりませんでした…なんでこれが絶賛されてるんでしょうか。もしかしたら、こういう当たり前にエンタメを享受できる生活「しか」知らない人にとっては斬新な物に見えたのかなぁとも思います。小さな事で喜んだりするのは当たり前です。大きな喜びに出会えないんだから。小さな事に喜ぶしかできないんだから。

こういう、社会的弱者にスポットを当てて勝手に「それでも幸せに生きています」系はやっぱり胸糞悪いですね。これを見て泣けるとか言ってるのは社会的強者しか経験したことのない人では?幸せなわけあるかい。そうでもせな生きれんのじゃ。

ラストシーン、平山と同じくらいギリギリな人生を送っていた時に同様の事象を起こした事があるので、ああわかるわかる、と思いました。

趣旨がわかりづらい -1
冗長(それが良さでもある)(日常とは時にそういうものである) -1
胸糞(感動したとか言ってる人間、社会から断絶された未来が今日になれ)-1
女に夢抱きすぎ(神聖視しすぎ)(「好意を持たれているという思い込み」なら良かった)-1

って感じです。低評価つけたいわけではないんですが、見終わった後ただただムカついたので星1です。これまて主演が女なら色々言われてたんだろうなと思ったけど生々しすぎて書けねえわなとも思いました。日本てそういう国だもんな。

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海渡

3.0まるで樹木のような主人公を定点観測することで気づく映画ならではの「余白」の大切さ

2024年3月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

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スモーキー石井

3.0役所広司だけで最後まで飽きないという

2024年3月4日
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鑑賞方法:映画館

・ふだんのじぶんの日常を見せつけられているようで、しみじみとしました。つなぎではないですが、作業服だし、トイレの詰まりには向かいますし、サンドイッチを公園で食べてますし。
・選曲はさすがです。アニマルズは反則でしょ!w 
サントラ、かなり売れるんじゃないかな。
・短編映画ならかなり引き締まった作品にはなるでしょう。しかし、このたゆたうような2時間に身を浸すという快楽があるのかも。
・小津安二郎というより、ジャンヌ・ディエルマンですね。ふだんの生活動作に何かが宿っているよう。
・予想以上に楽しく見る事ができました。昭和の日本映画みたいで懐かしい。
・アナログな生活は、コンピュータやテレビやスマホから離れていれば可能であると。
・日常を工夫したアングル、明かり、音響が効果を上げています。
・少年の純粋さと、男の内なる狂気。
何考えてるかわからないギリギリを体現する、
つまりは一挙一動が目を離すことができない、稀有なアクター役所広司は、さすがでした。
・影踏みで一触即発、殴り合いしたらどうしよう、なんてハラハラしたりして^_^

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青樹礼門

4.0人は生きて行く

2024年3月4日
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トイレ清掃員の主人公が朝、起きる所から始まり、トイレ清掃の仕事を終え、居酒屋で一杯やって本を読み寝る。週末はコインランドリー、古本屋、スナックと彼の日常は続いて行く。同僚の彼女、姪っ子の家出、スナックのママの元旦那。主人公の日常を通り過ぎるが、過ぎた後にはまたいつもの日常が訪れる。そんな主人公に憧れを抱いてしまう。

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タクチャン

4.5足るを知る

2024年3月4日
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泣ける

単純

幸せ

都内で清掃員として働く平山。

朝起きて、コーヒーを飲み、担当している
都内の公衆トイレを黙々と清掃する。

その後、行きつけの居酒屋で食事を摂り、
風呂に入り床につく。

そんなルーティーンを繰り返す彼に
来訪者が訪れる。

淡々とトイレを清掃する姿が描かれていく
けど、街や、休憩する神社にある木々の
木漏れ日、凡ゆる空気感がパッケージされてる。

悪態をつく利用者を意に介さず清掃に取り組む姿は、正に仕事における求道者のようだ。

平山の生活は極めて質素なものだが、心にはどこか余裕があり、物事を達観していて悟っている。

資本主義により、人や物やお金に執着して悩んでしまう現代だからこそ、彼の生き方がヒントになるのかもしれない。

渋谷にはデザイナーズトイレが
沢山あるようですね。

訳あって最近、関東圏に越してきたので
行ってみたいと思いました。

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ラグ

4.0おじさんの日常

2024年3月3日
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おじさんの日常でした

ですが、こーゆー映画好きです

裏を読んだり、先を読んだりしなくていいし
びっくりすることもないし

東京の道を見てるだけで楽しかった笑
道路も地下鉄並みに交差してるね〜

妹と姪っ子との関係が知りたかったけど
まぁ、いいでしょう
それなりにいい関係なんかな、と
ニコちゃんかわいかったな

自分の生活も毎日淡々とこんな感じ
だけど平山さんよりは事件は多いかな〜と思いながら

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yumi cats

4.0心酔している人には不快かもしれないレビュー 読まない選択を

2024年3月3日
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マツドン

3.0木漏れ日の様な日々

2024年3月3日
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木漏れ日は同じに見えても全く同じになる事はない。
風で枝葉は揺れ、陽の光は刻々と傾く。
自分は同じ行動をとっていても周りによって変化が起こる。
それを受け流して同じを貫く方法もあるが、受け入れて過ごす。
同じを乱されたからといって怒る訳でも取り乱す訳でもない。
揺らいだ枝葉の様に位置を変えまた戻るがその揺らいでる内に太陽も動き、他の枝葉も揺れる。
全く同じ日は訪れない。
今度は今度、今は今。

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Kei6

1.0house of the rising sunはちあきなおみさんの...

2024年3月2日
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house of the rising sunはちあきなおみさんのが好きだな〜

こんなトイレあるんだね!!

フラッシュディスクランチにヴェンダースが!

など小ネタが気になり集中できず?
全体的に無菌な感じがダメでした

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victor

4.5巨匠・大ベテランなのに、最近の自主映画以上に自主映画していて、その...

2024年3月2日
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巨匠・大ベテランなのに、最近の自主映画以上に自主映画していて、その若々しさに驚いた。ヴェンダースはずっとヴェンダースだなあと。サイレント映画の様に思えるところに、映画史の重みを感じる。これは誰彼でも撮れるものではない。感服しました。

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kazuyuki