劇場公開日 2023年12月22日

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PERFECT DAYSのレビュー・感想・評価

全966件中、801~820件目を表示

4.5役所広司さん主演の素晴らしい人間ドラマでした。ストーリーはドラマチ...

2023年12月26日
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知的

幸せ

役所広司さん主演の素晴らしい人間ドラマでした。ストーリーはドラマチックな展開が殆ど無く淡々と進んでいくのですが、人間にとっての幸せとは何かを私たちに投げかけてくるように感じました。無口な主人公ですが表情や何気ない行動で訴えかける役所さんは本当に上手い役者さんですね。カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞したのも納得です。バックで流れるパティスミスやルーリードなどの音楽も大変効果的でした。

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ヤマヒロ

4.5さすが役所広司さん

2023年12月26日
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ぷぷぷ

3.5人生の折り返しから先

2023年12月26日
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トイレ清掃員の毎日を描いた映画。日々小さく大きくアクシデントは有るが、基本は判で押したような毎日で何も変わらない。Perfect daysの積み重ねはPerfect lifeにあらず。
見ているだけで感じる、考える、伝わるものがある。

大人の陰踏み、郷愁を誘う。

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Oyster Boy

4.5穏やかそうで複雑な普通の人の人生の機微を、鮮やかに描いた傑作

2023年12月26日
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毎日を淡々と過ごす、また同じような日々が過ぎていく一週間、特別な出来事なんて無い、大多数の人が何となく日々を生きている、という印象を抱くが、人と積極的に関わらずに生活しているこの主人公でさえ、毎日いろいろな事を考え、感じて生きている事がスクリーンを通して理解出来る。人間は常に考えているのだから、ちょっとしたことに楽しみを覚えたり、嬉しくなったりするものだ。トイレ清掃という仕事のプロフェッショナルであるこの主人公を通して、普通の人の生態を鮮やかに描いていると感じた。とてもセリフが少ないのに、理解出来る、説得力があるシーンが多い。なんだか、共感できるのだ。
主人公ヒラヤマの見ている夢のような幻のような映像が度々映し出されるが、凄くヴィム・ヴェンダースぽい。そしてほんの少し、ヒラヤマと言葉を交わす人達が出てくるのだか、その交錯の仕方もそう、ベルリン天使の詩や、数々のロードムービーを思い出していた。なんだか嬉しくなってしまう。ヒラヤマが1人、笑みを浮かべるその表情に胸が温かくなった。これは名作です。
凄いと思ったのが田中泯を配置していたこと。まさに踊っていて、その佇まいが、ヒラヤマだけが見えている人なのかも?と思わせるその演出に唸ってしまった。

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まっちゃまる

5.0永遠を思わせる作品

Gさん
2023年12月26日
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キルケゴールの『反復』を想起せしめる見事な映像詩だ。現代に生きる我々は生の倦怠を抱いている、刻一刻と過ぎ行く時の中で幾度も死を経験するがごとき倦怠だ。しかし、「平山さん」はかかる生の倦怠を抱かない、なぜであるか?彼は刹那に刻印されたるところの永遠を生きているからだ。彼は我々とは異なる時間を生きている。瞬間は永遠のアトムにして時間の断片に非ず、とはキルケゴールが「不安の概念」において記した言葉であるが、役所広司演じる平山は「永遠の戯画なる瞬間」、即ち「永遠の現在」を生きる。それは刹那にして過ぎ行くもの、もはや二度とは訪れぬ永遠のアトムである。彼は幾度も新しき生に甦るのだ。
「今を生きよう」と思った。ああ!何と素晴らしい映画!平山さんのように生きられたならば、一刻一刹那に刻印されたる永遠に触れ得たならば!
何度でも、何度でも繰り返し味わいたい作品です。まだ、ご覧になっていない方に是非ともお薦めしたい。ヴィムヴェンダースと役所広司、奇跡のタッグだ!

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G

5.0東京に天使が降りた。

2023年12月26日
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泣ける

笑える

楽しい

懐かしの「ベルリン・天使の詩」を思い出す。この天使はベルリンより大人だな。
使用されたヒットソングが堪らない。
小津安二郎の影響と言うよりも、フィンランドの巨匠アキ・カウリスマキを彷彿とさせる。ヒット曲の使い方や初期・北野武のような省略・淡白な演出はアキ・カウリスマキ作品かと思ったほど。彼ほどには「笑い」の要素は少ないが。ひげ面の役所広司がマティ・ペロンパーに見えてならなかった。私は十分に楽しめました。

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羅生門

4.5完璧過ぎ!!!もしも”役所広司”が、トイレ清掃員だったら?

2023年12月26日
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単純

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eigatama41

4.5タイトルなし(ネタバレ)

2023年12月26日
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りゃんひさ

3.0トイレ掃除

2023年12月26日
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めっちゃ上手いですね!

むかしのカセットテープ

公園の女性?

パズル?

不思議な作品でした。

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完

5.0ちょっとお花を摘みに、聖地巡りしたい。

2023年12月26日
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幸せ

ここにきて自分がほぼ役所広司である
可能性がでてきた。

観終わった後
わたしって役所広司だったんだ…
というのが一番に出て来た感想。

役所広司、世界に
まだまだいるんじゃないだろうか。

いろんなひとの感想を読むと
淡々としてみえたりもするようで、

そうなのか。と思った。

わたしの目にはそう映らなかったから
すごく興味深い。
もっと劇的な毎日を送っているひとは
それはそれでとっても良いことである。

外側の容器が違うだけだから
役所広司が幸せであることもわかったし、
わたしもこんな風にみえてるのかな〜
やっぱり幸せだよな〜
なんて嬉しくなったりもした。勝手に。

当たり前だけど
同じ日は一日たりともなくて、
腹が立つこともあれば思わずほころぶ瞬間もあって
全てが合わさってパーフェクトになる。

パーフェクトにしようとすること自体が
パーフェクトなのだと思う。

何を思ってパーフェクトとするかは
もちろん個人の自由。

つまんないな〜
映画としてどうなの〜
と思うことももちろん自由だし、
自分の考えを持っていることがパーフェクト!

ただひとつ言うならば
わたしのまわりの好きな人は
好きな映画だな。って言ってくれたら
すごく嬉しくてラストショットの
顔になっちゃうよってこと!

あと長井短の表情天才すぎ。
キャスティングがパーフェクトガイズ。

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ユリ

3.5いつもの日常…いま…を生きる

2023年12月26日
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ほぼ変わらない日常
平山は自分と関わる人たちと
変わりない日常を諭しんでいる。

変わらぬ風景と
ちょっとずつ変わりゆく風景
ちょっとずつ変わっていく世界
急に仕事仲間が辞めたり
姪っ子が訪ねてきたり
父が長くないことを知ったり
小さな出来事がある
そしていつもの日常が
日常でなくなる日が
…やがてはくる
ことを考えながらクルマを走らせている
役所のラストの
…なんとも言えない表情が印象に残る

平山の真面目で丁寧な生き方が
…心。打たれます

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しろくろぱんだ

4.5ボロアパートへの郷愁

2023年12月26日
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単純

興奮

幸せ

予告編でひきつけられ錦糸町の映画館へ向かったものの着くや満席完売で土曜は断念。
月曜昼に今年59本目で一番の混雑の中見ることができました。
学生時代~社会人初期の6年間裸電球四畳半一間家賃2万弱の都内借家経験者としては平山さんの家は外観と美術部製作の室内が合ってない(外階段あるのにメゾネットの内装)のがちょっと気になったものの作品内容にはとても満足。主人公がスタイリッシュでとにかく魅力的です。ホントにこうありたいなと。
1986年の漫画「迷走王ボーダー」が好きだった人はこの感じわかってもらえると思います。

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nenemiiko

4.0離婚経験ある人なら共感出来ると思える映画

2023年12月26日
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離婚経験ある人なら共感出来ると思える映画。
しかもラブストーリーではない。
主役が役所広司だからもう台詞が無くても伝わる存在感です。
品のある主人公が何故トイレ掃除の仕事を喜んでやっているのか?

それは離婚前の生活との対比でわかる気がした。

見る人それぞれの人生に照らし合わせて
考えさせられる映画で、
皆納得出来ると思うのであるが、
ラストシーンで役所が笑顔から泣き顔に変わるシーンは
離婚者のワタシには思わずわかるな〜と思ってしまいます。
見て損は無い映画てす。

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akiraパパ

4.0小津安二郎作品より山田洋次作品に近い

2023年12月26日
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幸せ

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てつ

4.0東京・渋谷区17カ所の公共トイレを、世界的な建築家やクリエイターが...

2023年12月25日
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知的

難しい

幸せ

東京・渋谷区17カ所の公共トイレを、世界的な建築家やクリエイターが改修する「THE TOKYO TOILET プロジェクト」に賛同したドイツの世界的映画監督『ベンダース』 と日本の至宝『役所広司さん』の描く芸術は役所さんをカンヌで日本人2人目の主演男優賞に導く。
とても静かに淡々と映画は流れ、どこにでもいそうな?孤独な?過去に影を持つ寡黙な老年男性の毎日変わらない日常を描く。ドキドキもしない、ハラハラもしない、といってお涙頂戴でもない。
でも染み染み心に刺さる物語。ふと東京を散歩したくなった映画。

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masayoshi/uchida

4.023-147

2023年12月25日
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木漏れ日のように、
人生と人生がゆらゆらと混じり合う。
平坦な日常の中を、
ほんの小さな変化が通り過ぎる。
混じり合う影は濃くなる。
変化がないなんて、そんな訳ない。

石川さゆりの歌🎤
良かったですねぇ。

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佐阪航

4.0いろんな生き方があるけど、これはひとつの理想の生き方

2023年12月25日
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知的

幸せ

いつもの日常を充分と感じつつ口角を上げて過ごす。目の前のことをきちんと果たす。そして、出会った人にやさしくする。ひとつひとつのことは誰でもできそうなことだし、安アパートに住むレベルなら誰でも手が届くこと。でも、主人公平山のような生き方はなかなかできない。その意味でPERFECT DAYSというタイトルは、なるほどと思った。

今は禅の修行僧のような生活をしているけど、そこに至る人生にはいろいろことがあり、悲しいこともあったのだろうという深みも感じた。平山の妹を抱きしめた後の涙や、エンディングの涙目は胸に迫って来る。涙の理由をあえて説明しないで、観客の想像に任せているので、深みが出ている気がする。

場面場面でスカイツリーが写される。お金や評判を気にする普通の生き方を象徴しているのだろうと思った。平山のすぐ隣にもそういう世界があるけど、平山はそっちには行かない。同僚のタカシのような、目の前のことをきちんとやらずに欲求はあるという人がいても、そっちに流されない。缶コーヒーやカエデの若木などの小さな幸せを楽しむ。「こっちは誰でもできますよ」「目の前の普通ことを充分と思うこと」ということなのかもしれない。

男優賞の役所広司はもちろんだけど、姪のニコ役の中野有紗、タカシの交際相手役のアオイヤマダ、タカシ役の柄本時生らも良かった。

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p.f.naga

4.0海外映画の気がしない

2023年12月25日
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ヴェンダースは抽象度が高く難解な作品のイメージが強く敷居が高ったがとてもドイツ人が作ったとは思えないものだった。
『パリ、テキサス』にハマったライ・クーダーのBGMのようにアニマルズに始まるオーティス・レディング、パティ・スミス、果てはあがた森魚のギターに石川さゆりが歌う浅川マキは凄かった^ ^
ちょい役の研ナオコも凄い。

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キムチ

4.5人間くさくて、たどたどしくて、愛さずにいられない

2023年12月25日
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笑える

楽しい

幸せ

やるべき事をこなし、居心地の良い時間を過ごす毎日。
なのに、幸せそうじゃない。そうするしかない、ような。
自ら積極的に人と関わらないが、誠実に向きあい、関わる人たちに心が波打ち、ほどけていく。
自己完結出来るほど、世界は単純じゃない。
ビターもスイートも、どっちも味わい深い。

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アメリカの友人

4.0穏やかな気持ちになれる

2023年12月25日
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そんな映画でした。こういう生き方もいい様な気はするが、自分はできそうもない。

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Route193
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