劇場公開日 2023年12月22日

PERFECT DAYSのレビュー・感想・評価

全852件中、301~320件目を表示

5.0完璧

2024年1月25日
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鑑賞方法:映画館

ドライブマイカーを観た時を思い出しました。

これぞ、映画。ですね。

マイナスポイントがひとつもない。完璧です。

キャスティングも完璧。
ここでこの人以上の人は居ないだろうという人がしっかり出てくる。

アートなんです。
映画も。音楽も。舞台も。絵画も。彫刻も。

そういう意味で完璧です。

逆に、なんでこういう作品が2つ3つ4つと出てこないんだろうかと思います。
映画好きならみんな分かってると思うんだけれども。なぜかなかなか世に出てこないんですねこういう作品が。

非の打ち所がありませんでした。
ありがとうございました。

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きみまろ

5.0美しすぎて胸いっぱい

2024年1月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

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zuzu

4.5平山は妖精かな?

2024年1月24日
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平山の過去についてははっきりと語られていませんでしたが、相当な転機(転落)があったのでは…と思われます。

そうでなければ、ラストシーンの表情に繋がらないような気がするのです。

非常に余白の多い作品で、思うところも多く、年末に見たこともあり心に染みました。

(続きブログ)

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ほりもぐ

4.5鑑賞後思ったこと

2024年1月24日
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鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

最近映画鑑賞後、レビューを書く頻度はめっきり減った 他の用事もあるし、一番はなかなかに自分の理解力が追いつかないことがある。

この映画も約2週前位に鑑賞したが、あのビンダースの作品にしては分かりやすかったものの、「なぜ今?」という思いが勝って書く意欲はわかなかった 結論私は好きな部類の作品ではあるが、どこか今の日本とはかけ離れたこの映画のシチュエーションは心に何かしらのわだかまりとして残ってはいる

好きなシーンは木漏れ日のシーン・パンを食べる神社境内のシーン、そしてなによりラストシーンの運転しながらの表情で人生を現す役所さんの見事な演技です

こんなに好きな作品なのに、ひっかかるのはシンプルに生きるその姿を肯定するようでいて、その背景はないことになってしまっている点。点描だけなら今の日本(あるいはTOKYO)は外国人の方から見たら不思議な素晴らしい光景にみちみちているのかもしれない

だがこのエッセンシャルワーカー達の日々の苦悩は素通りのようだ。柄本くん代わりの安藤さん等の背景を描かない分、目ざわりが良い静謐なシーンが続いていく。ここからも今の日本の真の姿を描いているとは思えない?観光映画と割り切るしかないの?
(追加)
案の定 万博トイレ二億円等報道されましたが、こけおどしの「トイレにびっくり」みたいなセンス・観光利用は止めてほしいです

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ソルト

3.5絶対に同じはずが無い

2024年1月24日
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鑑賞方法:映画館

劇中のセリフにとても同意します。
同じでは無い日々を生きるという事がしみる映画だと思いました。

体外的なストレスがある人程見て欲しい。

人生で何を尊み生きるかのお話。
答えはそれぞれで

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カノキ

5.0感じたままが正解なのかもしれない

2024年1月24日
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鑑賞方法:映画館

毎日同じ事の繰り返し。でも全く同じ日なんて一日も無い。
主人公がどうしてこのような生活をしているのか。彼はそれを望んでしているのか。彼は何を考えているのか。説明は一切無いと言っていいと思うが、どうしてか目を離せず、退屈さは感じない。
全体的には静かな映画だが、度々かかるカセットテープの音楽がとても良い。
主役の役所広司の演技が素晴らしい。そして脇を固める個性的な面々のキャラクターも良かった。

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rinrin

4.0役所広司の最後のワンシーンが肝。

2024年1月24日
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鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

役所広司演じる平山の最後のワンシーンが一番頭に残る。
今まで生きてきた喜怒哀楽を表したような表情が印象的だった。
影は重なれば濃くなる。
木漏れ日は重なれば濃くなる。
何気ない日々の生活も積み重なっていけば人生の濃さ重さを生んでいくのだろう。

しかし平山のトイレの掃除シーン何か見入ってしまった。(笑)

話は変わるがそろそろ役所広司の時代劇がまた見たい。

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kazu

5.0役所さん ステキ

2024年1月24日
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平山の丁寧な暮らし、毎日のルーティン

後輩にルーティンを崩されても、
時折にこやかな表情になるのが
救われる

それにしても役所さん、銭湯はセクシー
清掃姿もカッコいいし、あれユニクロなの?

石川さゆりのお店に行ったらスラスラ喋ったのには
ビックリした。良い展開になりますように

木漏れ日の白黒シーンがホラーかと思いきや、
違いましたね。

日本の古き良き情景が描かれていました。

コツコツ働くのは難しい、人間誰しも惰性で生きてしまう。そんな真面目な平山さんに平穏な日々と幸せが倍増する期待をしてしまい終わりました。

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ネコ三昧

4.0同じ日々も常に新しい人生の始まり

2024年1月24日
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鑑賞方法:映画館

昨年から急激に映画を見るようになって、でもその映画が意外とすぐにamazon prime とかで見られるようになってがっかりする、そんな経験をし始めている中でも、映画館で見ておいて良かったと思う作品だった。静かに、わずかなアップダウンを楽しみ、じっくりとメッセージを咀嚼する映画。きっと家で見てたら浸ることはできなかった。

毎日、きっちりと同じルーティンで生きている主人公、平山。そんな毎日にも、否応なく変化は起きる。同僚がサボったり彼女を連れてきたり、姪っ子が家出して転がり込んできたり、常連のスナックのママの知らない姿を見てしまったり。そんな中でも変化を楽しむわけではなく、少しだけ迂回して同じ日々を生きようとしているように見える。でもそんな彼が初めて会った末期癌の男と影踏みをしながら、変化がないなんておかしい、と言い切るのだ。

役所さんはほぼ話さない中で色々な思いを表現しててやはり凄かった。朝外に出て天を仰ぐ時のよろこび。働かない同僚が懐かれていた時の微笑ましさ。好きな音楽を分かち合えた時の嬉しさ。日々の苛立ち、戸惑い、照れ。急な悲しみ。

最後のシーンで流れるNina Simone のFeeling good という曲、"It's a new dawn, it’s a new day, it’s a new life” という歌詞が沁みる。日々どんなに同じに見えてもやはり新しい1日であり、新しい人生の始まり。この曲を聴きながら最後目まぐるしく移り変わる平山の表情、感情に引き込まれた。

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alvo

4.0丁寧な暮らし😌

2024年1月23日
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鑑賞方法:映画館

トイレ清掃員、平山の日常を追っていく映画。
言葉で言うとそれだけなんだけど、主人公平山の生き方がなんとも魅力的。

時折り見せる平山の微笑み☺️
幸せって日常の中にたくさんあって、それに気づかないだけなのかもなぁって思ったりしました。

自分も仕事に対して、人生に対して誠実に今を生きていこう。そんな気持ちになるとってもいい映画でしたよ😊
おすすめです!

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atsu

0.5つまらん。

2024年1月23日
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鑑賞方法:映画館

単純

寝られる

つまらん。どこがおもしろい?
便所掃除が尊い? 人の毎日のルーティンが面白い?
けっ!!
何故、評判がよいのか・・・考えた。
そして分かった。
この映画は映画オタクのための映画だからだ。

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たぱ

4.5配役が良い。えっドイツ映画?

2024年1月23日
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役所広司の演技に依るところが多い映画。
日常の中で、ちょっとしたところに美しさを感じることがあっても、立ち止まってそれを味わうことは無いのではないか。紆余曲折あったであろう主人公が辿り着いたのは、喜びも哀しみも味わいながら生きる日々。究極の生き方の一つを描いたのだと思う。

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リトルグリーンガッパ

4.5日本人役者によるヨーロッパ映画みたい。

2024年1月22日
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鑑賞方法:映画館

知的

と、思っていたら、監督がドイツの方なのですね。

テーマがわかりやすい邦画とも、
どんな内容かわかりやすいハリウッド映画とも違う、
観る人によって響くところが変わる映画だと感じた。

事件らしい事件も起こらず、けれど、何か深いメッセージが込められているストーリー、うん、ヨーロッパ的♪
日本の木々の清々しさ、緑を通した光のはかなさ、公衆トイレのとってつけたようなアート感、日本的だ。
この映画、とてもよい化学変化だった。

前半、平山は無口で、ほとんど声を発せず、同僚のタカシのおしゃべりだけが耳に残った。
後半、転がり込んできた姪と話すようになったことをきっかけに、平山の人となりと感情がくっきりとあぶりだされてくる。
見事。

トイレの清掃という仕事に熱心に取り組む平山に、タカシがいうセリフ。
「どうせ、すぐ汚れるのに、なんでそんなに一生懸命掃除するんですか」
平山は、無視もせず答えもせず、黙々と掃除を続ける。
これこそ答えだというように。

明日から、まじめに仕事しようと反省しました(-_-)

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のりたまちび

5.0平山さんに会いに行く

2024年1月22日
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tasuku

4.0木漏れ日

2024年1月21日
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あまりしゃべらない寡黙な男、平山の日常を綴ったストーリー。
東京の公共トイレの清掃員として真面目に働く毎日。
妹とはべつの世界に住んでいる平山。
過去に何かがあって、それとは決別して生きているのには理由がありそう。
毎朝の出勤時に空を見上げて微笑む所と木漏れ日を見ている所がいいですね。

贅沢ではないが、小さな趣味をいくつか毎日のルーティンとして生きる男。
ラストはどっちの感情なのか?
役所さんの演技はスゴイですね!
渋谷のきれいなトイレに行ってみたくなりました。

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かちかち

4.0【考察】彼が追い求めていたものとは???

2024年1月21日
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知的

難しい

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〓〓〓

5.0いやぁ良かった!

2024年1月21日
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鑑賞方法:映画館

もう1日1回上映なんやけど結構なお客さん。
寡黙な初老(?)の男のどこにでもある話がきちんとエンタメになるなんて凄い!(どこにでもいる男ではないけどね、なんせ妹が○○ちょっと気になるママが○○その元旦が(笑))
公式サイトにあるヴィム・ヴェンダース監督のインタビュー聞くとますます作品に深みが増します。いやぁ良かった!

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えがたろう

パーフェクトデイズ

2024年1月21日
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知的

日常のありふれた自然の営みなどにも喜びを感じる事が出来る様になりたいなあ、と。
生きるって?
喜びって?
仕事って?
考えさせられます。

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ヨネ

5.0幸せの教科書。最高の映画

2024年1月21日
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楽しい

知的

幸せ

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ヨコヨコ

4.5優れた作品だとは思うけれど……

2024年1月20日
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鑑賞方法:映画館

完成度の高い、優れた作品だと思います。

以前にも何かのレビューで書きましたが、主人公に明確な目的(たとえば、「逃げる」「捕まえる」「勝つ」など)がないストーリーを退屈させずに最後まで見せるのは、なかなか難しい。

本作もとくに何が起こるということもないお話。事前にだいたいの内容は知っていたので、寝不足で出かけたし、眠たくなるかなぁと少し心配していたのですが、そんなことはまったくなくて、きゅう~っと映画の中に引き込まれていった。「何なんだろう? この力は」と思いながら。

禅の修行や、茶の湯の作法のように、平山の動きには無駄がない。そんな彼の淡々とした生活をとおして、とても大切なことが表現されている。この作品には、人間という存在とその営みの本質がしっかりと描かれているのではないか。だからこそ退屈せずに最後まで緊張感を持って鑑賞できたのだろう。――そう思いました。

でも、その一方で「これがPERFECT DAYSか?」と、他者とのやりとりが極端に少ない平山の日常にどこか物足りなさや違和感をおぼえたし、それから作為的というか、少しわざとらしさのようなものを感じた場面もありました。そういったところに意識をフォーカスすると、この作品をどうも手放しで賞賛できなくなってくるのです。

そして、本作の背景を知ると、さらに見え方が変わってきた。脚本にたずさわった方のことです。日本を代表する大手企業 D社に属するエリートが、(柳井氏と組んで)トイレ清掃員の日常をネタに「いい話」をでっちあげたんじゃないかという気がしてきた。そんなふうに見ると、この映画のリアリティーが急に失われていくような感じがしたのです。あるいは、さっき書いたような「わざとらしさ」を感じたのは、そういったこの映画の成り立ちを無意識のうちに嗅ぎ取っていたからかもしれません。いや、ダメだな。いくらD社に(それから柳井氏の会社にも)いいイメージを持っていないとはいえ、こんな穿った見方をしたらいけませんね。ごめんなさい。

さて、……上記のほかに印象的だったのは、脇役の使い方が贅沢だということ。とくに女性の使い方がうまいなと感心しました。
著名な外国人監督が撮ったという先入観があるからか、東京の街もどことなく違って見えた。
平山の穏やかな日常。それに反するように時折挿入されるモノクロの不穏な描写は迫りくる老いや死のイメージか。そして「光」と「影」の対比もこころに残る。
市井の人々の、また、日々の繰り返しの中の「静かなすごみ」を巧みに描き出しているのは、小津の精神を受け継いだ成果なのでしょう。
「感じること」に長けた平山さん、ステキです。

というわけで、『PERFECT DAYS』。最初に書いたように優れた作品だとは思いますが、いささか引っかかるところもある、好きか嫌いかと問われれば、ちょっと考えてしまう映画です。

それにしても、東京にはユニークなトイレがたくさんあるんですねぇ(「THE TOKYO TOILET」の取り組みじたいに文句をつけるつもりはさらさらありません)😊

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peke