「間違いなく人に影響を与える映画」PERFECT DAYS hungerさんの映画レビュー(感想・評価)
間違いなく人に影響を与える映画
この映画のあらすじは、東京・渋谷を舞台にトイレの清掃員の男が送る日々の小さな揺らぎを描いたドラマ。
率直な感想は、それ以上でもそれ以下でもない映画。
ただ、最高な映画でした。
ささやかな日常の幸せにも気付かせてくれる。
最初に主人公のオーソドックスな規則正しい日常を描くことで、その後の出来事に感情が動かされる。
洋画の銃撃戦より、よっぽど感情が揺さぶられた。
そして、主人公に何かが起こることを期待している自分もいる。
キャッチコピーは「こんなふうに生きていけたなら」。
おそらく全ての視聴者にそう思わせて
しかし、そう思った主人公にも様々な出来事や感情の機微が湧き起こる。
普段すれ違う人々にもそれぞれの日常があって、それぞれの悲しみ、希望がある。改めて、そう思わせてくれた作品でした。
余談ですが、この映画を見て自分の好きな歌詞や言葉を思い出した。
歌詞
汚れた靴でもお気に入り
自分らしく生きられたらいい
誰かにとって高級品でもそれは俺に必要じゃない
君には曇った日でも 誰かはバースデーでしょ?
他人と比べる事
よりも隣いる人
言葉
はしゃぐな
ときどき隣の席に弟や親が死んだ人がいる。
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