「タイトルなし」メイ・ディセンバー ゆれる真実 えみりさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし
ポートマンもムーアもサイコーで、ドキドキ感が最後まで続く。多層的な読み。明らかにムーアに問題があることはわかる。とはいえ、ポートマンの介入にもかなり問題があるかも。世俗的な道徳観ではなく、倫理的にである。アクティングアウトだからだ。もし、ムーアが後で聞けば傷つくだろう。ポートマンとムーアのピリピリとした空気と関係は見事。息子の話をひっくり返すラストの仕掛けも見事。ムーアならでは。倫理的問題として、脚本も監督も問題があると思う。
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