劇場公開日 2024年7月12日

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メイ・ディセンバー ゆれる真実のレビュー・感想・評価

全98件中、1~20件目を表示

3.0モデルにされた男性への配慮に欠け、後味も苦い

2024年7月17日
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鑑賞方法:試写会

悲しい

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高森 郁哉

2.5よくわからない

2024年10月12日
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ナタリーの演技力は認める🕶

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マルキド花菱

3.02人の女優の名演

2024年10月1日
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鑑賞方法:試写会

36歳の時に、13歳の少年と関係を持ったグレースを演じることなった女優。外部の視点から幸せな物語に疑問を呈しつつも当の女優自身も都合の良い物語で引っ掻き回す。2人の名演に演出も上手いが…狂気のぶつかり合い、無邪気さと安直な構図だなとは思う。

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A子

2.5うーん

2024年9月30日
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鑑賞方法:映画館

メイ・ディセンバーという名称は知らなかったが、この事件は聞いた事があった。
36歳成人女性が中学1年生と関係を持つとは、センセーショナルな内容だし、普通ではない…とは思っていた。

真実や心理を探るコンセプトはまあわかるのだが…役作りのためにインタビューして掘り下げたところで、グレイシーという人物の理解は進むんだろうけど劇的に覆るような事があるわけでもなく(実際はこの後離婚したとのことだが)、うーん、あんまり面白くなかった。
音楽の入れ方も私はダメだった。

ナタリー・ポートマンとジュリアン・ムーアは素敵だったんですがね。

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ふわり

3.0当事者の気持ちは理解しようがないと思う

2024年9月26日
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鑑賞方法:映画館

題材となっている事件はワイドショーが好みそうな低俗で醜悪な切り取られ方もできるものではあったろうが、性的に健康で魅力的な男性と魅力的な女性が出会い情熱的な関係を持った話とすれば純文学にでも昇華できるものでもあろう。その時、そこでどのような心の動きがあったのか、何がきっかけで気持ちが動いたのか、なんてそれはきっと生物としての感覚が二人をそうさせた結果だろうから、実は当事者すら本当のことを記憶できてないのではないか。 だからそれを物語として虚構の中で再現することなんてどのような努力を以ってしてもできないように思う。
だから、監督さんには事件について相応の解釈はあったのだろうけど、その解釈に沿ってこの作品を追ったり、理解しようとしても、どうしても歪みが出てしまうのだろうと思った。ましてやそれを理解するために追体験して再現しようとするのが一つのテーマとして描かれている訳で、そうなると歪みから捻れになってしまった。
 それが鑑賞後のモヤモヤの理由かもと思った。
二人の女優さんの力量のためか、作品としては緊張感も最後まで途切れず見応えがあったと感じた。でも理解できないシーンや設定は少なくなかった。 それはそれでいいんだろうと思った。

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Toshiya

3.5キャストに釣れれて見に行ったが大分狂ってる 隠れてる部分がわかり難...

2024年9月11日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

萌える

キャストに釣れれて見に行ったが大分狂ってる
隠れてる部分がわかり難い
音楽から展開まで意地悪な演出で子供から止めてって言われてそりゃそうだと我に返った
社会的にはアウトだが、そこを超えた何かを問いかける感じ

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UPtwHmNNLjBjFuAF

1.0アカデミー脚本賞とナタリー・ポートマン主演とあらば映画好きなら見るでしょ?

2024年9月10日
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鑑賞方法:映画館
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病人28号

2.5どうだろう?

2024年8月27日
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鑑賞方法:映画館

世間では許されない年齢差の結婚(生活)の話しなのか?それともそれを映画化するために近づく女優の話しなのか?
何となく曖昧な終わり方も中途半端感が否めない。
もう少しどちらかに寄った方がわかりやすい気がする。
せっかくのナタリー・ポートマン、ジュリアン・ムーアの名女優2人なのにもったいなさだけが印象に残った。

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キチ

二重・三重・四重

2024年8月25日
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鑑賞方法:映画館

 May-December (5月-12月)とは、年齢が大きく離れたカップルを意味する言葉です。夫のある36歳の女性が13歳の少年の子を妊娠し、成人による性的暴行の罪で入った刑務所で出産し、出所後に結婚したという1990年代にアメリカで実際にあったセンセーショナルな事件に材を取ったお話です。この事件は当時日本でも報じられ、米マスコミの熱狂ぶりも話題になりました。

 この映画は、それを単になぞるのではなく、この出来事をドラマ化する物語言とう二重構造にしたのが特徴です。事件当事者の女性・グレイシー役を演じる女優・エリザベスが取材の為に自宅を訪れると言う形でお話が進みます。グレイシーは、自分たちの行為は歳の差こそあれ愛の行為であると語りますが、グレイシーの目からそれは欺瞞的にも映ります。でも、グレイシーはグレイシーで、自分の演じるドラマの為にエリザベス夫妻を興味のままに消費しているだけの様にも映ります。更に考えれば、そのグレイシーを撮っている本作のカメラも事件を二重に消費しているんじゃないかと思えます。そしてもっと引いてみると、その映画を観ている我々も好奇心のままに覗いているだけの様な気がして来るのでした。

 一体、どこに「真のカメラ」があり、何を描こうとしているのか分からないその不安定感が観る者を揺さぶります。そして、背景で流れる音楽が何処か煽情的で安っぽく、我々の不安を更に高めます。

 いやぁ、何とも意地の悪い映画だわぁ。

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La Strada

2.5むー、、、

2024年8月14日
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これは脚本が悪いと思いますよ…

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JYARI

3.0魔法がとけてきて

2024年8月14日
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難しい

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ガンビー

4.0語り得ぬ人生

2024年8月12日
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泣ける

悲しい

知的

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berkeley

2.5真に恐ろしきは人なり

2024年8月9日
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鑑賞方法:映画館

36歳のグレイシー(ナタリー・ポートマン)が13歳のジョーと関係を持ち(これ犯罪です)
獄中出産、出所後に結婚して家庭を築くという、スキャンダラスな触れ込み(予告の煽りもこれです)で
ナタリー・ポートマン演じるエリザベスが、グレイシーを映画作品として演じるという導入です。

グレイシーはジョーから「誘惑された」と言い、ジョーを精神的にも拘束していて、
自分の思い通りにコントロールしている。自分の家族と過去に結婚していたときの家族と
いまだに関係があり、それを良しとしているかなり“変”な人だったりするのです。

そしてエリザベスも役者として完璧にグレイシーになりきろうとするあまり、
グレイシーとジョーの関係の深掘りをするんですね。
これもプロフェッショナルというか、こだわりがハンパないというか、
であるがゆえに、ジョーとも関係を持っちゃうんですね。仕事として必要だから。
ジョーはめっちゃ傷つくんですけど、そんなの気にしないくらいにビジネスライクなわけです。
ここまでくると“ヤバい”人だったりするのです。

さらにジョー。
ジョーは13歳で大人になってしまったため、青春時代を過ごしていないんですよね。
だから、蝶々🦋つながりの女友達とたぶん不倫したいと考えちゃっているし
失った青春時代を取り戻したいという欲求がどこかにあるんですよね。間違いなく。
そういう状態だから、エリザベスに誘われるとコロっといとも簡単に関係を持っちゃう。
それがビジネスだと知ると、すげぇ傷つくわけですね。なんと純粋なんでしょうか。
タバコも吸ったことがなくて、じぶんの子どもから「マジで?」と言われるくらいですからね。

というわけで、主要人物が全員ヤバいやつなわけで、
これはもはやスリラー?ホラー?というくらい、人って怖いよね・・・と感じてしまう作品です。
そして何が真実かわからない!
だから副題の「ゆれる真実」には、なるほどなぁと唸りました。

トッド・ヘインズ監督は女性を美しく見せる天才だと思いますが、
今作のひねり方は尋常ではないですね。
すごいつくりだな・・・と思う一方で、好きかどうかは別です。これは好きって言えない作品かも。

いやぁ、余程の映画好きしか観ないでしょ。コレ。

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ひでちゃぴん

3.5よくわかるのはデイブさんの解説動画

2024年8月8日
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突然じゃじゃーんと大音量で入ってくるピアノの劇伴が火サスっぽくてドキッとする。ジュリアン・ムーアとナタリー・ポートマンの表情に的を絞った長回しの緊張感、実像と虚像が交錯する鏡の場面、喘ぎ声をも思わせるペットショップでの動物の啼き声、芋虫がサナギになってチョウになって羽ばたくカット。そんな思わせぶりなネタふりが多々あるものの、結局、大事は起きず、いろいろわからないまま終わるもやもやドラマ。まあ、それこそがこの作品のテーマということか。

当然、元ネタとなった30年近く前のショッキングな性虐待事件、当事者たちの真の気持ちはよくわからないが、ポートマン自身の13歳でのレオンへの出演関して今になって思うところがいろいろあるようなので、それゆえ本作の製作に加わっていることは間違いない…って、いや、ホントのとこわかんないけど。

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ジョンスペ

2.0なんでそういう流れになるのかがわからない。 最後のこだわりもよくわ...

2024年8月7日
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なんでそういう流れになるのかがわからない。
最後のこだわりもよくわからない。

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とよ

3.0続ける嘘、言えない真実

2024年8月1日
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悲しい

知的

あっぶねぇ。まじギリッギリ。
いつもの映画館が朝8時とか誰が見れんねん!?って時間にスケジュール組んだせいで見ることが出来ず、公開終了とのことだったので1ヶ月以上ぶりに他の映画館へと遠出することに。全く、やれやれだぜ。1週間体調不良で映画見れなかっただけで、こうも苦労するのか。いかに自分が映画に囚われているのかを実感した月でした。

オススメされた作品だったから見たんだけど、ごめんなさい。あまりハマれなかった...。Filmarksと映画.comで評価がかなりわかれてるから、映画に対する向き合い方とか考え方で好き嫌いが顕著に現れる映画なんだろうなと。
まだまだ自分は映画好きと名乗るには生半可なもので、男の子が喜ぶようなヒーロー映画や全身に訴えかけてくるバイオレンスアクション、ヒヤヒヤしてスリリングな気持ちになれるサスペンス、今にも踊りたくなるような音楽映画なんかばかりに高評価を与えちゃうから、こういうじめっとしたスローテンポの映画にはまだまだ慣れておらず、自分の趣向に引っかかるものが自ずと少なくなる。

しかし、映像表現的な観点から見るとかなり面白い。ストーリーはハマれなかったけど、その点においてはすごく評価できる。ドキュメンタリーのようなリアリティのある作りをしてるんだけど、垣間見える映画感が見る人の心を揺さぶる。
いけないところに踏み入れてしまったのか。人の心を覗くこと、理解しようとすることの怖さや、どんな人でも抱える心の闇(それを真実という)なんかがすごく繊細に描かれていて、この作品が伝えたいメッセージは何となくで正しいかは分からないけど、読み取れた気がする。ナタリー・ポートマンがとにかくいい顔してた。

自分がハマれなかったのは、映像表現すごい!だけで終わっていて、実際に起きた事件を追いかける物語として未完成のまま幕を閉じているようなそんな気がしたから。なんかフワッとした、地に足着いていないような物語の進め方がどうもこのテーマとは合っておらず、もっとキツイ...苦しい...頭悩まされる...みたいな感情で満たされていたはずなのになー、とどうしても思ってしまう。観客に対してちょっと不親切な映画。でも、映画的になかなか興味深い作品だった。

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サプライズ

3.0見どころは2人の女優の演技?

2024年7月30日
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難しい

真相がわからない、のがリアルだったりする。のはわかるような気はするけど‥それが映画としていいのかわかりません。見どころを感じるのは2人の女優の演技。作る側はやり甲斐のある作品だったのかも。でも見る側には何を伝えたかったのでしょうか?2人の女優の演技、ということであれば成功してますね?

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菓子

3.5藪の中?

2024年7月28日
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toru

2.5女性の怖い面の映画?

2024年7月27日
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ミステリー的な感じの映画かな?
女性の怖い面を見せられた映画でした

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nami

4.0物語か、人生か

2024年7月26日
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作品自体がアカデミー賞クオリティに充分値する。
しかし、
ジョーのセリフを引用すると「これは人生なんだ」が示すように、
実話のエピソードのレイヤーが重なり過ぎて観客を良くも悪くも幻惑する。

その幻惑は、
演技者としてのナタリー・ポートマンというよりも、

プロデューサーとしてのナタリーと、
監督トッド・ヘインズの狙いでもあったのだろう。

ヘインズの狙いを前作『キャロル』を参考にして解釈すると、
感情にフタをして生きるという事は、
自らの存在意義を認めないという事、

それでいいの?観客のみなさん、
と、
観客に気持ちのシャドウイングをさせるのが演出意図のひとつだろう。

しかし『キャロル』には考え方の逃げ道があった。

今回はその逃げ道を断つように、
実話、認識論的相対性(劇中のセリフ)、
真実の愛と法律、
などのレイヤーがさらに重なっている。

そのレイヤーの増量はヘインズの投げ掛ける命題に、
付加価値を与えるものと解釈できる一方で、

ケミストリーに集約したケイト・ブランシェットとルーニー・マーラの芝居の激突のようなものを期待した観客にとっては、
多すぎるノイズになったのかもしれない。

もちろん、鏡の前の並列の2人が、
現実のグレイシー⇄グレイシー役(本作の)⇄ジュリアンと、
エリザベス⇄グレイシー役(劇中の)⇄ナタリー等々、
立体的マトリョーシカ的ツーショット?6ショット?
神がかり的カットはいくつかあった。

正確にサイジングされソリッドにカッティングされたカットを丁寧に積み重ねて、観客の胸に焼き付けていく。

ショットという曖昧な狙いではなく、
編集時のコマ数まで計算済みの精密な削り出しは相変わらず鋭い。

【蛇足】

オーディションの映像のシーンを入れたのは、
ジョーのおおらかな包容力やセクシーさ、
キャスティングに苦労した証拠を見せたかったのかもしれない。

そのキャラクターは、
この事件のコアのコアの部分。

グレイシーの感情が始まりなのか、
やさしいジョーの無垢さが始まりなのか、
または、
それぞれの家族との影響なのかは、

いくつかのシーンでほのめかされるが、
基本的には観客の解釈に委ねられている。

ジョーの父親の夥しい数の吸殻、
息子の弱い大麻で咽せるジョーの肺、
これだけで父親が息子を傷つけている描写だ、
といわれても、
自分なら、
他にも撮っているであろうカットを、
復活させて、
ハッキリとコミットするか、
この一対のみであれば、
いっそのことシナリオの段階でオミットする事を推奨する。

理由は下記にほのめかしておこう。

最後に、

子供の無垢な心が特殊な刑事事件を引き起こす類似作品は、

映画化もされている松本清張の『影の車』や『天城越え』、
イーストウッドの『ミスティック・リバー』のような名作があった。

重なったレイヤーを一枚一枚剥がしていく思考の補助線になるかもしれない。

人間の根源的な存在意義というテーマとその描写方法で幻惑させながら、ねじ伏せていくヘインズの演出は観客に多くの解釈の余地を与え、
その一つ一つのレイヤーを広義で楽しむことで、作品の真の価値を理解することができる、

という言い方もできるかもしれない。

いも虫から蝶、カゴから空へ羽ばたく、
ムーミンの神回を思い出した。

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蛇足軒妖瀬布