劇場公開日 2024年5月24日

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関心領域のレビュー・感想・評価

全566件中、561~566件目を表示

4.0感覚が・・・思考が・・・

2024年3月10日
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鑑賞方法:映画館

難しい

歴史上の出来事を大前提として─これを知らないなどあり得ないと言わんばかりに最低限の知識や感覚を求められる作品です。鑑賞する前は少しでいいから時代背景を復習しておくべきだったか─と強く思いました。とはいえ、まっさらな状態から見たとしても、恐らく、作品の意図するところは強烈に伝わってくるはずです。
難しいです。一生懸命に提示されている事柄を捉えつつ考えなければなりません。
フィックスで埋め尽くされた映像と複雑な音響と極力音楽をかき消しているその演出により、非常に冷たくて、全くもって楽しいものではありません。まわりからはいびきも聞こえてきました。ふざけんな!と思いたいところでがありましたが、正直、まぁそうなるわな、という─。
淡々とのっぺりとしているような印象の作品ですが、いろんな演出が細かくちりばめられていて、丁寧に拾うと見応えは十分です。ただその一つ一つをどういうことなのか考える必要があるので、考えが追いつかないところも・・・
始まりと終わりは歴史に残っているわけだから、物語は分かるはずなので、その過程で起こった事柄をしっかりと考え抜いてください、そのためにこの映画は存在するのです─と勝手に作品のメッセージを、自分なりに─。
ぶっちゃけてしまいますと、PERFECT DAYSの方が面白いし、パストライブスを見た方が・・・と思ってしまいます。つらくて、見るのは大変なんですが、ポテンシャルは計り知れない作品です。いろんな作品と並べられると、なかなか・・・

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SH

2.5関心領域 トーク付き先行イベント上映にて鑑賞。 アウシュビッツ収容...

2024年3月10日
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鑑賞方法:映画館

関心領域

トーク付き先行イベント上映にて鑑賞。
アウシュビッツ収容所の真横で暮らす所長の家族を描いた作品。
横ではあれほどの残忍な事が行われ銃撃音や悲鳴などが日常的に聞こえてくる中子供たちをはじめ普通に日常生活を送る狂気をリアルに描かれていて色々考えさせられる作品であった。
アウシュビッツ収容所内での悲劇は一切本作で描かれる事はない。音や所長と奥さんのセリフでその残忍さを描くのはうまかった。
まぁでも万人受けする様な作品ではなく、A24らしい、賞レース向けの作品だのというのが率直な感想。

個人的な2024年洋画新作鑑賞ランキング
1 ネクスト・ゴール・ウィンズ 4.8
2 Firebird ファイアバード 4.8
3 コット、はじまりの夏 4.7
4 ARGYLLE/アーガイル 4.7
5 アリバイ・ドット・コム2 ウェディング・ミッション4.5
6 デューン 砂の惑星 PART2 4.5
7 ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ 4.5
8 アクアマン/失われた王国 4.5
9 ニューヨーク・オールド・アパートメント4.3
10 異人たち 3.7
11 ミツバチと私 3.6
12 コヴェナント/約束の救出 3.0
13 僕らの世界が交わるまで3.0
14 ストリートダンサー 3.0
15 カラーパープル 2.9
16 弟は僕のヒーロー 2.8
17 関心領域 2.6
18 ジャンプ、ダーリン 2.5
19 エクスペンダブルズ ニューブラッド 2.3
20 マダム・ウェブ 2.3
21 落下の解剖学 2.3
22 ダム・マネー ウォール街を狙え! 2.3
23 哀れなるものたち 2.3
24 DOGMAN ドッグマン 2.2
25 パスト ライブス/再会 2.2
26 ボーはおそれている 2.2
27 ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人 2.2
28 瞳をとじて 2.2
29 ゴースト・トロピック 2.2
30 葬送のカーネーション 2.2
31 Here ヒア 2.1
32 ハンテッド 狩られる夜 2.0
33 サウンド・オブ・サイレンス 2.0
34 ポーカー・フェイス/裏切りのカード 1.9
35 アバウト・ライフ 幸せの選択肢 1.8
36 サン・セバスチャンへ、ようこそ 1.8
37 VESPER/ヴェスパー 1.5
38 フィスト・オブ・ザ・コンドル 0.5

番外
QUEEN ROCK MONTREAL 5.0

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ego

3.5音が

2025年5月11日
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鑑賞方法:映画館

運動会みたい

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mehy

1.0観客すら信じられない人間の語る「世界平和」

2025年4月29日
iPhoneアプリから投稿

映像領域と音声領域で全く真逆の素材を流し込むことでその合成物として立ち上がる映画にある種の不協和音を生じさせよう、という安直なアイデアだけで1時間40分の長尺を乗り切ろうという傲慢さに辟易した。

平和な日常の映像の中に虐殺される人々の阿鼻叫喚が重なった瞬間に本作の目的はほぼ達成されているにもかかわらず、物語は無意味に引き延ばされ続ける。「悪は凡庸である」みたいな達観に浸るのは製作者たちの勝手だが、共感できない悪人を物語の主軸に据えるのなら、彼らを魅力的に描く以外に物語の求心力を組成する方法はないのではないか。

いや、百歩譲って、製作者たちが「この映画の物語は面白い」と思っているのならまだマシだ。本作が最悪なのは、彼らが物語のつまらなさに自覚的であるという点だ。しかもそこを敢えて露悪的に誇張することすら避け、つまらなさと実験性を意図的に混同させることで卑怯な誤魔化しを図っている。

その誤魔化し方すら面白味に欠けるのだから驚きだ。音声のネガティブさが映像を侵食するという越境表現や現代パートの挿入といった小手先のテクニックに誰が騙されるというのか。受け手を舐めるのもいい加減にしてほしい。

映画を観に来る人々すら信じることができない奴らが願う「世界平和」にいったい何の意味があるというのか。ホロコーストに対して愚直にNOを突きつけた『ライフ・イズ・ビューティフル』や『縞模様のパジャマの少年』のほうがよっぽど反戦映画として優れている。

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因果

1.0眠いわ

Nさん
2025年3月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

眠いわ

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N

0.5

2025年3月3日
iPhoneアプリから投稿

映画通ぶった奴がマウントを取るのに最適な映画

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dk
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