「演出が空回りしているようナ......」関心領域 ユメノトチュウさんの映画レビュー(感想・評価)
演出が空回りしているようナ......
年頭のアカデミー賞候補で興味があったので鑑賞しました。
ユダヤ人迫害の反戦映画ですが、迫害される側の映像はなく音だけで今までにない演出でした。
しかし演出の意図は理解できますが、何となく映画全体が空回りしているような感じを受けました。作品に対する感想や意見は鑑賞者にゆだねていると感じましたがもう少し着地に落とし所があったのではないでしょうか?
役者さんですが、やはりサンドラ・ヒュラーさんの妻役が印象に残っています。2019年の作品で「希望の灯り」で知りました。何となくクールな所がケイト・ブランシェットさんと重なります。私的には前作の「落下の解剖学」の方がこの役者さんの良いところが出ている様な気がしました。
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