「人類史上最悪の蛮行‼️」関心領域 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
人類史上最悪の蛮行‼️
この作品はものすごく恐ろしい映画‼️舞台は第二次大戦中のアウシュヴィッツ収容所に壁一枚で隣接する所長の邸宅。映画は、この邸宅での所長の家族たちの日々の生活を淡々と描くだけ‼️もちろん、隣の収容所ではナチスによるユダヤ人の強制労働、大量虐殺が行われているわけですが、映画ではそれらの直接的な描写は一切ナシ‼️時折、邸宅から見える収容所の黒煙だったり、時折聞こえる叫び声や怒声、銃声のみ‼️しかし、のどかで幸せな所長家族の生活にそれらのイメージが重なることで、画面に恐ろしい "何か" が宿っていることが痛感させられ、身震いがしてくる‼️そしてラスト、現代の収容所跡で提示される犠牲者のものと思われる無数の靴と、遺影の数々が、人類史上最大の蛮行を浮き彫りにする‼️今作を上回るナチスの蛮行を観たい方はロシア映画の「炎628」を観て下さい‼️立ち直れませんよ‼️
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かばこさんのコメント
2024年5月28日
見終えて言葉もありませんでした。
私も吐きそうになり、ラーメン食べて帰りました。気晴らししないとダメでした
ニンゲンがニンゲンに対して行った大蛮行です
ヘスの妻のお母さんの反応が普通だと思えるのですが、妻のあの異様な鈍感さ、無関心はどこから来ているのかと考えてしまいました
りあのさんのコメント
2024年5月26日
確かにホロコーストはナチスによる大量虐殺ですが、中国の文化大革命による濡れ衣による死者は6000万人とも言われるし、スターリンも自国民を大量に粛清してますよね。
そう考えると、時の政権に都合の悪い民族、自国民を殺すという行為は昔から続いていたのでしょうね。
悲しいけど。