「想像通り」関心領域 viodamoさんの映画レビュー(感想・評価)
想像通り
確かに音や音楽で恐怖感を感じさせる意図は理解できるのだが、観ているこっちとしてはある上流家庭の平和な日常の生活を送っている中、隣の建物の中では全く違う恐ろしい世界が繰り広げられている事が、あらすじと「いろいろな音」またそれを創造させる現象「人骨」「無数の靴」「毛皮のコート」「人の口紅」また奇妙な白黒映像表現での描写など、全て想像でしか恐怖感を感じられない、音楽に例えると興味のない難しいオーケストラの演奏を永遠と1時間40分聞いていたような気分、また最後はどのような展開で盛り上げるのかと期待して観ていたが結局何も起らないで終わってしまったという消化不良の映画
きっと映画通の人や欧米の人にはこういう映画が受けるんだろうなと感じる映画でした。
カンヌ国際映画祭やアカデミーの国際長編映画賞を受賞したから見たけれど
自分としては、前予想であまり期待していなかった点がまさにその通り的中した映画というのが感想。
コメントする