「びっくりするくらいストレートなエクソシスト」ヴァチカンのエクソシスト 木花咲耶さんの映画レビュー(感想・評価)
びっくりするくらいストレートなエクソシスト
最初はドキュメンタリーかと思うくらい真面目なエクソシストだった。そして段々と超常現象が混ざり始め、司祭が吹っ飛んだ時点で完全に悪魔の映画になった。つまり序盤は現実に起こりうる範囲でこれがフィクションだと気づかせないから、徐々にその境界が崩されていく感覚が恐怖を煽っている。しかしこの二人は信仰の強さがなかなかに日本人には共感しにくいレベルで強いから、やたらと行動力高いし危険なところにも躊躇がない。すごいなエクソシスト。
実際に存在した人をモデルにしてるということもあってリアルさがすごい、よくこれをキリスト教圏で上映できたな。
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