「自信に満ちあふれた絶好調のクラプトンが‼︎」エリック・クラプトン アクロス24ナイツ エロくそチキン2さんの映画レビュー(感想・評価)
自信に満ちあふれた絶好調のクラプトンが‼︎
これはエリック・クラプトンが1990年から91年にかけてロンドンはロイヤル・アルバート・ホールで行った42公演からセレクトされたベストパフォーマンス集。
4人編成、ホーンセクション、コーラス入りの13人編成、ホーン無しの9人編成、オーケストラ・セット、そしてブルース・ナイトと様々な編成・趣向で実に積極的。「クラプトンらしからぬ」と言うと失礼か。
濃密だった。
クラプトン自身が充実していた。
自信に満ち溢れていた。
まずはオーケストラと共にテンポを落とした”Crossroads”でスタート。マイケル・ケイメンのロックなオーケストラ・アレンジが👍 吉本のタンバリン芸人を思わせるパーカッションのレイ・クーパーのド派手なアクションもホント楽しい😀しかしMVPはスティーヴ・フェローン。彼のドラムはフルオーケストラにあって圧倒的な存在感だった。
2曲目、4人編成の”I Shot the Sheriff”で早くも落涙🥲フィル・コリンズのドラムがヤバかった。激アツだった🔥感動した。
そう、グレッグ・フィリンゲインズとネイザン・イーストを含むシンプルな4人のセットで十分だった。
続く”White Room”ではフィルからスティーブにバトンを渡しての4人編成。ギターソロに突入する時のドラムがホントやばい😱ゾクっとした。
ブルース・ナイトではバディ・ガイでなく圧倒的にアルバート・コリンズ派。真っ赤なシャツと青いレザーのパンツ、そして鋭角的なギターがカッコ良過ぎて、ウルウルしながら観た。
クライマックスはオーケストラと人気曲をゴリゴリと。まさに怒涛のクライマックスだった🙏
で、やはりスティーヴ・フェローン。アヴェレイジ・ホワイト・バンドの全盛期を支えた不世出のドラマーの本気を全身で浴びた。凄かった🙇