「タローの脇役」石岡タロー シャイロさんの映画レビュー(感想・評価)
タローの脇役
20年以上前、石岡から来たビーグルと
暮らしていました。
今では空にいるそのビーグルから
背中を押された気がして 生まれて初めて
エキストラ募集に応募しました。
鹿島鉄道の車内のシーンの撮影に参加し、撮影前
に「動物相手だから何時に終わるか分からない」
と言われましたが、チャッビーは難なく
演じきりました。その後も
予定通りにて進み、監督のカットの際には
現場全員が拍手喝采でした。
とにかく現場はスタッフ全員が熱く、
何でもやるという姿勢が胸を打ちました。
茨城の広い空と大地、こだわった昭和の風景、
暖かい人柄、全てタローの為の脇役です。
タローは決して鳴きません。諦めません。
表情が全てを語ります。
涙を誘う場面も幾つかありますが、
観賞後はとても爽やかな気持ちになりました。
今回 短いカットですが、映画に参加させて
頂き、エンドロールにも名前がありました。
私の一生の宝物です。
ありがとうございました。
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