「この作品が生まれない世界になって欲しい」キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩(うた) さかもとさんの映画レビュー(感想・評価)
この作品が生まれない世界になって欲しい
ロシアのウクライナ侵略前に製作された映画が、国内でこのタイミングで公開された。
教科書的に歴史を辿りながらも、ウクライナ、ポーランド、ロシアの三家族とその子供達が生き延びる様を描いている。
悲しい歴史と、美しい歌。どうしてこんな普通に生きたい人々が犠牲にならなければいけないのか、救いがなくて悲しくて胸が苦しくなる。ウクライナという国は、これだけ迫害された歴史を持っていることが切に伝わってきた。
もうほんとね、戦争なんて何も生まないな…。
第二の本作が未来に生まれませんように。
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