ミッシングのレビュー・感想・評価
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石原さんと青木さんの夫婦役が自然で泣ける!
胸に迫るとか、胸が張り裂けそうとか
表現は色々あるけれど、そんな形容詞が陳腐なほど、、
衝撃的なストーリーでした。
石原さんの演技、芝居、が
クレイジーなほど素晴らしくて
ちょっとびっくりしました。
後半の青木さんの涙はもらい泣き必至なんで
ハンカチかティッシュを!
snsのあり方、報道の裏など社会勉強にもなる
話で、一食抜いても是非です!
吉田恵輔らしいテーマ、石原さとみ熱演
試写会鑑賞。思いがけず、吉田恵輔監督、石原さとみさん以下、主要キャストの登壇試写会。鑑賞前に、石原さんが涙ぐむ場面もあり、今作への気合いを感じた。
失踪した娘を必死に探す母、その夫と弟、それを取材する地方局のクルーを取り巻くヒューマンドラマ。
「空白」同様に、残された親の視点と、テレビとネットというメディアの社会問題が絡みつつ、人の心を抉ってくるような物語は、まさに吉田監督の十八番的なテーマ。
相変わらず、台詞やシチュエーションがエグくて、ずっしり突き刺されるような場面が幾度となくあった。また、子供を持つ親として、夫婦のやり取りがかなりリアルで沁みた。言い合いになる場面もそうだし、やるせない場面もそう。
石原さとみの渾身の熱演に加えて、青木崇高の夫役が共感度高く、刺さった。
息苦しさがあり、非情のような世の中でも、絶望の中に一筋の光が差してこむ。
以下、ネタバレ。
青木崇高演じる夫が「ネットを気にするな」と半ば、妻の態度にあきれながらも自分しか支えられないと向き合っていく中で、ラストに誹謗中傷したネットの書き込みに刑事告訴を決意する。この決断が響いた。夫の泣きのシーンは、もってかれる。
吉田監督は、観客の心を操るように、計算してプロットを配置していくのがわかるので、ちょっとだけ引いた目線で見てしまうのだけど、、それでもやっぱり苦しみを心を抉るように描くのは上手いなと思った。
石原さとみの魂の演技に注目!
試写会当選@新宿ピカデリー🌟 Filmarksさんありがとう😊💕
やってしまった……
グサっと刺さる映画に出逢うと「この感動をどう伝えよう」「どんな風にレビューしよう」なんて素人のくせに書き方悩んでるうちに時間ばかりが過ぎていき……試写会のレビュー投稿期限過ぎていたという悪循環(Filmarksさんごめんなさい🙇♀️)。
試写会当選してから観賞までの間に、ひと足先にこの映画を観たという人からとにかく凄かった映画としてオススメされた。邦画で?石原さとみで?(←石原さんすみません💦)んなわけないやーん!と内心ツッコミ気味で挑んだ完成披露試写会当日。
登壇した監督とキャストの皆さんから伝わる仲の良さ。冒頭の挨拶で感極まる主演石原さとみ。その理由がこれまでの自分を壊してほしいと監督の映画に出演したい旨に直談判したのが7年前。一度は断られたけど、新作書きました、と監督が突如石原さんに連絡してきたのが3年前。直後に妊娠が発覚して、出産を終えるまで待ってくれたという監督の思いやり。そして今、公開まで残すところあとひと月のところまでたどり着いた、という石原さとみの想いの強さ。クランクアップ後の打ち上げでは『公開までなんとかみんな不祥事を起こさないで欲しい』と挨拶したとか。気持ちの詰まった作品なんだ〜と観る前からハードル爆上がりwww
でもね、凄かった。
そこに“石原さとみ”は居なかった。
そこに観たのは自分のことは二の次三の次、自分の時間は子供のためにほとんど使っているという世の中によく居る“お母さん”。
突如その子供が消えてしまったらそのお母さんはどうなってしまうのか。想像するは易し。でも想像以上の壮絶さが感じられた新しい石原さとみがそこには居た。
主演だけでなく、周縁キャストも凄い。
ある種モキュメンタリーを観ているような感覚にすら陥る。砂田の後輩が局長賞を獲り、みんなの前でひとこと話して金一封を受け取るシーン。あたしの後ろに座っていた人が「つい」一緒になって拍手してた。それほどリアルでみんな入り込んでたんだと思う。
時代の流れとともに「リアル」のあり方も変わる。そこに感じるべき違和感を切り出してくれた監督の社会への問題提起作。
細かいところまで観たいから公開されたらもう一度行こ💕
いい映画でした♪
キャストの方々の演技が圧巻!オススメ作品。
劇中に感じる気持ち悪さと違和感を体感してほしい
苦しい世界の中、光があたたかくて優しかったりサントラが美しくて希望のようで苦しい気持ちを癒してくれました。劇中に感じる気持ち悪さと違和感は今も起きてる現実なのがとても怖い。これが現状なんだと実感しました。今の時代を生きる全ての人に届いてほしい作品です。
自分より大事なものが消えてしまったら
どの言葉も正しく心に響き、一瞬足りとも油断できず、絶え間なくペンチでつねって捻るような痛みが続く。
痛みがわかるってどのくらいわかってますか、は恐ろしいほど真実。
物事を想像で語ってはならない理由がわかった気がする。
彼女が藁をも縋る気持ちで集めてる情報。誰かのいたずらな好奇心で出されるちょっかいにどこまでも引きずられて、更に自分を消耗して行く様はとてもとても心が痛かった。
報道する側も自分の仕事とのジレンマに苦しんでいる辛さが伝わる。
助けて欲しい人と助けたい人も、欲しい結果は同じなのに、それまでの道にどれほど自分も他人も傷付かねばならんのか。
楽しい思い出のかけらが突然ナイフになってザクザク降りかかってくる。
「あんなに怒らなきゃよかった。」は私も子育てをした中でほんとに後悔している事の一つ。
よくあんな可愛い生き物に感情的に怒ってたな自分、と過去の出来事を振り返るたびに反省するけど、一緒にいる今でさえそうなら、今姿が目の前にいない子に対してならどれほど辛く思い出すだろうと思う。
その場所から逃げようにも、いつ子どもが戻ってくるかもしれない希望で逃げられない、もうどうにも行き場がない生き地獄に観ている方も胸が締め付けられる。
この状況で、このどうしようもない気持ちとどう折り合いをつけろというのか。
石原さとみちゃんの熱演が凄かった。
あの慟哭は演技というより役の憑依!
自分より大事なものが消えてしまったら、自分を保てなくなって当たり前だよな。
しかし素晴らしかった。
可愛いだけじゃないのね!!
あと音が必要最低限なのもよかったな。
その分すごく音に敏感になれた。
そしてフライヤーにうっすら写ってたプリズム光が、とても印象的だった。
映画観たらわかるやつ。
現実は映画のようにはいかない
試写にて。
「空白」「神は見返りを求める」と来て、吉田恵輔監督の新作は子を失った母親の物語。上記2作品を1つにしたような、完全なる吉田アンサンブル。もう二度と見たくない。それくらい、キツくてキツくてどうしようもない。現代版「福田村事件」。人間の生臭さが、見る者の心をえぐりまくる。ある意味グロ注意。でもこれが、現実なんだよ。
石原さとみはこの映画が育休からの復帰作とのことなんだけど、、、いやいやヤバいだろ。なんちゅう役やらせてるんだ。「そしてバトンは渡された」の時は、まだ綺麗なお姉さんという印象で今回も正直期待していなかったんだけど、育休を経て変わったのか、すっかりお母さんだった。石原さとみと言えば、できる女って感じの役柄が多く、こんな絶望に立たされた人物を演じているイメージがなかったんだけど、上手すぎて驚愕。もう、怖いくらい。
みんな自分のことばっかりで、周りなんて見えてない。昇進のため、好感度のために。自己犠牲を図る、映画のようなヒーローは現実にはいない。当たり前だけど、誰だって自分が一番なんだよ。子も心も失った沙織里(石原さとみ)の、終わりの見えない絶望の世界で、ひたすら身体中が痛くなる。苦しいことばかりでも、微かに差す小さな光を目がけて。公開は5月17日です。万全の体調でご覧下さい。
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