「前半は石原さとみ、後半は沙織里」ミッシング ポメさんの映画レビュー(感想・評価)
前半は石原さとみ、後半は沙織里
正直、序盤は沙織里役の石原さとみが演技含め「石原さとみ」のままで、あまり物語に集中できなかった。
彼女が、外見の工夫についてをインタビュー等で多く語っていたせいか常に頭を過ってしまい、「あえて傷ませた髪ってこれか…」等と余計なことを考えてしまうほど余裕があった。
ただ、中盤のイタ電→警察署のシーンから鬼気迫る演出のおかげで、一気に沙織里として見れるようになった。
そこから、このストーリーの重さがズシッときた。なんともやるせない…。ラスト光の演出も良かった。
個人的には、とにかく父親役の青木さんの演技が終始素晴らしかったので、もっと言及されて欲しいなと。駅のシーンではつられて泣いてしまいました。
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