「重たさしかない。」ミッシング のんさばさんの映画レビュー(感想・評価)
重たさしかない。
この映画は、犯人探しのミステリーでも
サスペンスでもなくて
家族の物語……とも違う。
居なくなった娘を探す母親、の心が壊れたモンスターぶりと
報道の情報操作、数字の都合っていうのは
どう創られるか……を感じた。
知る権利、知らせる自由が相まって
報道の情報操作がされ、見させられてて
踊らせられて。
親目線でみれば、
やっぱり子供に何かあれば、
自分の中だけじゃ感情の処理は出来ない
かなぁ……
責任を押し付けられる、
怒りをぶつけられる、そんな存在を探しつつ、
やっぱり自分が一番悪い!って
堂々巡りしそう。
そういう意味では、石原さとみのモンスターぶりは納得できます。
それにしても、ずっと重たい。
画面すらも暗くて、どんよりしている。
救いがないからかな。
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