「映画というよりドキュメンタリー?」ミッシング DON666さんの映画レビュー(感想・評価)
映画というよりドキュメンタリー?
クリックして本文を読む
予告で石原さとみの迫真の演技に期待し、公開初日に観ました。感想としては最後まで行方不明の子供は見付からず、その上での苦悩を伝えるストーリーだなと思いました。確かに我が子が行方不明となればビラを配ったり、テレビ等を使い視聴率ばかり気にする局のスタッフさんと喧嘩したり、どん臭い弟と喧嘩したり、また旦那と意見の相違から喧嘩したりもあるでしょう。ただこれだとドキュメンタリーみたいになってしまい、映画としての泣けたり感動するようなところが、あと一歩二歩足りなかったです。勿論石原さとみや他の俳優さん(特に旦那役と弟役)の演技は素晴らしかったですので、例えば共感してしまう程辛くて涙が出てしまうような、最後の最後に子供が見付かり盛り上がるなどグッとくる展開やラストがあるとよかったです(中盤辺りで子供を保護したとの連絡で息を切らせる勢いで警察署まで会いに行くと、誤報のショックで石原さとみが失禁などは凄かったが、なんとなくこれって誤報では?と、観ていて分かってたから想定内でした)
コメントする