「重いけど… いい映画です。余韻は優しい…」ミッシング 5月のお花さんの映画レビュー(感想・評価)
重いけど… いい映画です。余韻は優しい…
試写で1度+公開初日=2回観賞
登場人物は皆其々の辛さがあり
辛く重い内容だけど…それでも
″辛い中でも人間の心に差し込む光"で
観賞後の余韻はあたたかい
その見せ方伝え方、切り取り方…
全編を通し吉田監督の上手さ センスの良さを感じた
どの登場人物にも等距離で、家族と報道の2軸で、ドキュメンタリーのように観た
家族の辛さは勿論のこと、報道の砂田のやるせなさ辛さも相当と思う
迫真の演技の石原さんもさることながら、夫の青木さん、記者の中村さん、 男優陣の演技が凄く良かった
温度差を感じつつ自分も辛い中で妻を支える夫の青木さん。
そして、中村さんの感情を抑えた 何とも言えない絶妙な表情と その抑えた感情が 時々 わっと出る演技が 絶妙で秀逸。
いい映画です。
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