「精神の崩壊へ向かう様と再生」ミッシング ラブさんの映画レビュー(感想・評価)
精神の崩壊へ向かう様と再生
とにかく石原さとみさんの壊れていく姿が演技を超えていたし、青木さんの自然すぎる演技が観ていて辛かった。
それに華を添えていたのが(と言えるか分からないが)弟の馬鹿さ加減に腹を立てながら、中村倫也さんが主役かと思えるような葛藤も含めて鑑賞して良かった。
最後の最後に青木さんの演技で涙腺が崩壊したが、やっぱり青木さんは好きな役者の一人と認識できた。
スタッフとキャストに感謝。
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みかずきさんのコメント
2024年5月20日
こんばんは、ラブさん。
救いのない物語でしたが、終盤で再生への光明を感じました。
沙織里はあのまま壊れていくのか不安になりましたが、
沙織が協力した同様の失踪事件の母親の感謝と沙織の失踪事件への協力の申し出で、沙織里も豊も泣きました。
あの涙で、沙織と豊かに、私達のような苦悩を他の人に体験させてはいけないという気持ちが芽生えたと感じました。地域の子供達への交通安全活動もやるようになって、再生への光明が見えたと感じました。
悲劇の殻を破って、他者を想うことが再生への第一歩だと思いました。
では、また共感作で。
ー以上ー