「お気持ちはわかりますが…」ミッシング Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
お気持ちはわかりますが…
行方不明になった6歳の娘を捜すべく奔走する母親と、世間の関心が薄れる中彼女の取材をする地元TV局の記者の話。
冒頭既に娘は失踪後でビラを配るところから始まるので、娘は何歳?いつ?どんな状況で?とイマイチ掴みにくいまま観なければならず少々入って来難い。
そんな状況だから、娘が失踪したという大事なのはわかるけれど、主人公の人の意見は聞かないけど自分の意見は絶対だったり、癇癪だったりがあまり受け入れられず…まあそこは夫が突っ込んでましたが。
記者の葛藤は中盤ぐらいまでとても良かったけれど、終盤はあまり出番が無くてちょっと残念。なんならこっちの方が個人的には好みだったし。
キツくやり切れない題材でとても良かったけれど、特にメインの姉弟はこれってもとの性格が…と強く感じてしまった。
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saltsnowさんのコメント
2024年5月25日
レビューありがとうございます。ご指摘の通り、ストーリーはイマイチでしたね。共感できない主人公と、むしろメインにしてほしい砂田記者のサブプロットが消化不良でした。
しかし、私はそれでも面白くしてしまう石原さんの演技に驚愕して楽しめました。
トミーさんのコメント
2024年5月23日
砂田さんは干されたんでしょうね。あのまま夫婦に密着してればネット中傷訴訟を取り上げられたのに・・という無念さが報道を見る目に感じられました。カメラマンも変わってアザラシの取材、別の立場での無力感を感じました。