「娘が居なくなって探し続ける夫婦は辛い。」ミッシング 涼介さんの映画レビュー(感想・評価)
娘が居なくなって探し続ける夫婦は辛い。
久しぶりの石原さとみ、リアル生活でもお母さんになってる。
そんな石原が演じる母親の沙織里。始まってすぐの可愛い娘のシーン。おぉ、美羽ちゃん可愛いじゃんと思ってたら、すぐ居なくなってた!
あら、ここから犯人探しで盛り上がると思ってたら、あれ?警察は捜査をしてるけど、頑張ってるシーンは一切無し。そのせいか、沙緒里は中村倫也演じる静岡テレビの砂田の取材を受け続ける。ん?この手の取材で犯人見つけられる気はしないな。メインの流れがこのテレビ取材だったかな。視聴率やSNSの反応など、気遣う事が多いテレビ番組の制作は大変だよね。
1番怪しかったのが、弟の圭吾、質問に返事をしないなんて、コイツが犯人か?って想像してたら真実が明らかに。へぇ〜、そうなんだ。
ストーリーにはあまり絡んでこなかったけど、青木崇高演じる旦那が、とても冷静で親切な感じで気持ちよかったです。話は美羽が見つからないまま、時が流れる。あ?圭吾何やってんのよ。誘拐犯探してんの?だったら姉に相談しなよ。そして、美羽の同級生のさくらちゃんが誘拐された事件。沙緒里の気持ち分かるわ。
さて、そろそろ犯人発見かなって思ってたら、エンドロール。これで終わっていいの?もしかして美羽が見つからないのはもう死んじゃってるからなのかな?それとも、外国に連れ去られたから?ずっとモヤモヤだけど、涙と鼻水などチョコチョコ笑っちゃった。そこそこ楽しめました。
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Octopus(あまりコメント返せません(*_ _))さんのコメント
2024年5月18日
この作品は、
失踪した理由やその犯人を探すミステリーやサスペンスではなく、
失踪してしまった子を持つ親の感情や取り巻く環境を描いたヒューマンドラマだからだと思います。