「ターニングポイント」ミッシング 大吉さんの映画レビュー(感想・評価)
ターニングポイント
石原さとみが吉田監督の作品、この役を演じるに至った経緯や熱意はいろんなところで自身で語っているが、まさに彼女にとってターニングポイントといえる作品となった。
女優が化ける瞬間に立ち会えた喜び。
石原さとみだけでなく青木崇高、中村倫也、森優作、出演した俳優それぞれの転機ともなるであろう。
クジラであれほど嘘くさい杉咲花の友人だった小野花梨でさえ見違えるほどの好演。作品を選べる俳優って少ないだろうが監督、作品によってこうも変わるんだ。
いい作品に巡り会えるのも運を掴むのも本人の実力ってことをこの作品の石原さとみが教えてくれる。
夫婦間の温度差とか、虎舞竜とか、あのタイミングでラジオから流れる音楽とか、イタズラ電話とか、見つかった女の子とか、よくこんな残酷な脚本書けるなって思うほどグッとくる場面の連続。最後は青木崇高の涙にもっていかれた。
「空白」に続いて、報道のありかたやいろんなことを考えさせられる作品だった。
共感とコメントありがとうございます。
石原さとみの熱演と、夫・豊がめっちゃ良いですよね
豊の堰を切ったような嗚咽に、私ももらい泣きでした。
「クジラであれほど嘘くさい杉咲花の友人だった小野花梨」
的を得すぎてツボっています。おっしゃる通りなんですよね
コメントありがとうございました。他でもコメントしましたが記者は記者としてはブレすぎて2流。ただ実際の報道の現場では我々が見ることのない凄まじい場面が多々あるのだと改めて感じました。そんな所も優しいタッチ感でよく描いていたと思います。
代金さんこちらこそです。
コメントもありがとうございます。
これまでの石原さんではなかったですね。
守るべきものができた彼女の強さが
これからどんなふうな作品をつくりあげていくのかたのしみに感じました。
大吉さん、共感、そしてコメントありがとうございます。
オープニングの説明、助かりました。幸せからの対比って形で、いきなり始まったんですね。
まぁ、本編にはしっかりと引き込まれたので良かったです。
見ていて楽しくなる映画ではありませんが、有意義な時間を過ごせる名作でしたね。
大吉さん、共感ありがとうございます。私自身、紗織里のような方を目の当たりにしたことがあるので、石原さとみの演技は怖いくらいリアルに感じました。役者さん、みなさん良かったです。
今晩は。
コメント有難うございます。
青木崇高演じるそれまで妻を2年支えて来た男の
同じ境遇を味わった母親からの優しい言葉に対しての
嗚咽のシーンは、こちらもつい・・。では。
るろうに剣心の頃の青木さんってもっとスリムでカッコ良よくて好きだったんですが、少しポッチャリしてから悪役のイメージ多めになってからは、ちょっとって感じでしたがゴジラ-1.0は辺りから、何かいい味出してる?!何て思い始めたら好きかもになりました(笑)