「おススメは全く出来ないが個人的には爆笑」プー あくまのくまさん 克晴さんの映画レビュー(感想・評価)
おススメは全く出来ないが個人的には爆笑
被り物かぶった足腰悪いおっさんにしか見えないプーさん&ピグレットが、特に脈絡なく出会った人を惨殺していく一本。
予告では鈴木敏夫、ポスターでは秋元康と、リスペクトなくカネを稼ぐことにかけては一級品な人たちがコメント寄せてるだけあって、本作も原作ファンへの目くばせとか皆無、出オチ以外にはまともな見どころが一切ないひっでぇ仕上がりになってます。
マジでプーさんである必要性ゼロ!
ただ個人的には、徹底的に個性がない被害者たち、オープニングのナレーションを速攻無意味にする舞台設定、あの作り物感のくせして耳と鼻は時々ピクピク動きやがるプーさんの頭部、ピグレットの方が溺れそうだった風呂場?での戦い、チープさを決して忘れないゴア描写など、その「作り込んでなさ」が統一され過ぎていて笑いが止まりませんでした。
世界じゅうがきみのレベルに落ちたら、この世のおわりだぞ!という、本当に映画としてはかなりひどい作品なのですが、私が個人的に楽しく観れてしまったので星かなりオマケで。
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