テリファーのレビュー・感想・評価
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もはやギャグのアート・ザ・クラウン
なんか変な味の映画。
思ったより楽しい
グロ映画
結局タラはあの汚いトイレで用を足したの?
アメリカンホラーといえば、ハロウィン系、感謝祭系、クリスマス系に大きく分類されると思う(今思いついた)。そんなこんなで今作はハロウィン系のスラッシャーホラー。何しろ最初に惨殺されたピザ店従業員は目をくり抜かれ、ロウソクを立てられていたからなぁ~その後の虐殺は多種多様に富んでいた。最も印象に残るのはタラの友人ドーンが逆さに吊されノコギリで縦切断されたシーンだ。拳銃を使うのはいただけなかったが、その他は定番といってもいいほど残忍なものだった。
姉ビクトリア(スカフィディ)が迎えに来るまで時間がかかるので、タラがトイレを済ませようと古いビルに立ち寄ったのが惨劇の始まり。ネズミ駆除業者や人形を抱えたマンションの住人、そして彼女たちにも猟奇殺人犯の魔の手が忍び寄る・・・
雰囲気は『ハロウィン』のジョン・カーペンターというよりアルジェントに代表されるイタリアンホラーのテイスト。音楽もゴブリンぽかったし。
冒頭ではマイルズ郡大虐殺から1年後に生き残った女性のインタビュー番組が映し出されてますが、ちょっとしたメタ構造の部分がまたいい。見終わってから最初のシーンをもう一度見てみるとなお楽しめる。顔を食われたビクトリアに犯人の殺人衝動が混ざったってことかなぁ・・・
とにかくグロい映画を観たい人にオススメ
タラが可愛い
ポリシーのない殺人鬼。ゴア度高め、演出鈍重。
配信サービスのおかげでこういうわざわざ映画館では見る気がしない作品を手軽に見れるようになった。劇場鑑賞未満、テレビ鑑賞以上といった感じかな。
本作はハロウィンの夜にピエロに仮装した男による殺戮の一夜を描いているが、とても7年前製作とは思えないほど映像が古臭い。そして映像だけでなく演出もとても今風のキレがない、というか鈍重なのだ。それは後半クライマックスへ近づくほど顕著となる。主人公と思われたタラのお姉さんが参戦した辺りから特に演出、演技のひどさがより目立ってくる。
惨殺死体を発見した時点でなぜ表に出て警察に通報するわけでもなく、建物の奥まで進むのか。通常では考えられない行動だ。そこまで妹思いだったということなのか。この後繰り広げられる延々と続く追いかけっこにはうんざりさせられた。
どう見ても話が通じない相手にお願いやめてーとどんだけ叫んでるのか。いい加減早く殺されろよと思ってしまうくらい。でも肝心な時にはピエロは何故か刃物を使わずビニール袋を使ったりと訳が分からない。
演出、脚本と全てが学生映画レベル。ただ、本作はゴア描写だけは突出していた。
後で調べたら監督、脚本は特殊メイクアーティストの人だそうだ。それで全てが合点がいった。どおりでゴア描写だけ出来がいいはずだよ。
いまやCGに仕事を奪われたもんだから、それなら自分で仕事を作ればいいというその気概だけは素晴らしい。
それにしてもこのピエロはポリシーのないやつだね。拳銃は反則だろ。先輩方からおしかりを受けるよ、まったく。
かつてジェイソンはマチェット、フレディは鉤爪、レザーフェイスはチェーンソーと彼らには自分のお気に入りの武器で殺すというポリシーがあった。しかしこのピエロにはそんなポリシーはない。殺せれば方法は何でもありだ。まあ、古い考えにとらわれないシリアルキラー界のリベラル派なのかな。
定番だけど、ぶっとんでる
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