「アンチ・ロマンティック・ラブ」きっと、それは愛じゃない talismanさんの映画レビュー(感想・評価)
アンチ・ロマンティック・ラブ
リリー・ジェームズが出るから多分いい!と思って見た。その期待と想像を超えてとても良かった。
「カエルの王様」に始まって「赤ずきんちゃん」「ラプンツェル」その他沢山のグリム童話が出てきた。ゾーイが親友の娘たちにお話ししてあげるのだけど、ゾーイ自身も白馬に乗った王子様と雷に撃たれたような一目惚れの恋に憧れていたんだろうなあ。一方でリアルに卵子凍結の相談してるなど面白かった。男性以上に女性は出産年齢というのもあって仕事もあるから大変。
多様性、宗教、伝統、互いによく知っていること、色んな意味での「釣り合い」。「エキゾチック」っていう言葉をフラッと言ってしまっていいのか問題、お隣さんでも大陸が異なるんだよ問題。そしてマッチング・アプリに結婚相談所。今の私達と若い人の頭を悩ます事柄は特定の国に限らない。
それでもこの映画に敵意のある人、悪い人は出てこない。だからたくさん笑えて、すべての登場人物の立場にたって理解出来たり悲しんだり苦しんだり喜んだりと共感できた。
ゾーイとカズのツリーハウス、いい🎄
本当に良い映画でしたね。
確かに、リリーちゃんの映画の割には、
アンチ・ロマンティックでしたね。
なるほど、童話を読み聞かせるゾーイは、
そんな恋に内心は憧れていたのですか!
深い読みというか、奥深いレビューですね。
talismanさん、共感ありがとうございます。
>何か簡単な離婚ルール
確か
「離婚する」と3回繰り返して口にすると離婚成立 と
言っていた気がします。すごいシンプルです。・_・;
" 流れ星への願いごと " みたいだ と思って観てました。
※今はその法律は廃止された とも言っていた気がします
共感ありがとうございます。
リリージェームズ、ちゃんと見ると顎がゴツくて何か噛み合わせ良さそうと思ってしまいました。揺れる想いをモノローグとかで描写してないのは理性的でした。
〝階級〟を乗り越えての恋愛成就(結婚)は、乗り越える山が高い分、より達成感が強く、人間的成長感も強いのかも知れないですね。
日本では、階級といっても偏見と差別の方に焦点があたり、むしろ上位と思われている側の方が思ったことを口にできない(差別主義者と責められたりする)ケースもおおそうです。
乗り越えるとか精神的成長という高尚な観念に至らない、というか。
すみません。なんか分かりづらくて面倒くさいこと言ってますね、自分。