「津軽塗りを買いたくなる映画。」バカ塗りの娘 Yohiさんの映画レビュー(感想・評価)
津軽塗りを買いたくなる映画。
津軽塗職人の親子の、春に始まる1年間を描く作品。台詞が少なく、黙々と漆を塗るシーンが多いが、津軽塗の製作プロセスを理解するのに良い構成だと思う。主人公(堀田真由)の兄のパートナー以外はサプライズはなく、ハッピーエンドで良かった。津軽弁が上手く話せているのかは分からないが、堀田真由と小林薫のキャスティングは良かったと思う。堀田真由の祖父役(坂本長利)の演技は鬼気迫るものがあったが公開の翌年亡くなったそうだ。今度青森に行ったら津軽塗のお椀を買ってみようと思う。
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