劇場公開日 2023年12月8日

映画 窓ぎわのトットちゃんのレビュー・感想・評価

全237件中、161~180件目を表示

3.0映画的な時間の飛ばし表現が良かった

2023年12月17日
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鑑賞方法:映画館
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ちゃんこ

4.5私は何に響いたのか…

2023年12月17日
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原作が発売された当時、母親に勧められて読まされた記憶があるが、内容はほとんど忘れてた。

カラフルで活気に溢れた子供達の生活に、静かに忍び寄る「戦争」と「死」。

自分と異なる他者に対する寛容さ。

「みんな、一緒だよ」
それは「同一」というより「共同体」という意味だ。

校長先生が強く大石先生を叱責したのも、高橋くんに言った言葉が「あなたは私たちと違う」というメッセージになることを懸念したのかも知れない。

最近また「ザ・ベストテン」での黒柳徹子の差別に対する涙の訴え(1980年)が話題になった。
当時、南アフリカの人種隔離政策の中で日本人は「名誉白人」などと呼ばれて優越感を持っていた人々も多かった時期(今思えば、これこそ蔑称だろう)。まだまだ日本人にとって黒人差別が他人事に感じられていた時代に、自らメッセージや具体的な活動を起こした著名人の先駆け。

今や国内の「ユニセフ」は彼女の活動こそが真の姿だと言われるほど。

そんな彼女らしい、可愛らしくてまっすぐで、そして切実な思いが込められた作品。
でも決して説教くさくない。

純粋な子供たちの姿を描いているかと思うと、実は「信念を貫ける大人」と「時代の流れに飲み込まれた大人」の話でもある。

途中で差し込まれるアニメーションもすごく印象的。
原作のいわさきちひろさんの挿絵のイメージにも共通するシーンがあったりと、絵本の様にながめてみたり。

全体通して具体的に「どこで」「何に」と聞かれるとすごく困るのだが、エンドロールが始まって、気付いたらボロボロ涙がこぼれていた。

★は5個でもよかったのだが、個人的には大人のキャラクターの顔(特に「目」)に馴染めなかったのと、もう「役所広司」「小栗旬」。(造形ではなく)そのまま本人がイメージされてしまったので、若干のマイナス。

なぜこれだけ売れた原作の映画化に42年もかかったのか、パンフレットを買ったけど明確には書いてなくて、内容的には物足りない。

でも、間違いなく今年一番涙が出た映画でした。

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キレンジャー

3.5優しい物語でした

2023年12月17日
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豪華キャストに支えられた優しい物語でした。
黒柳徹子が随所でオーバーラップしました。
エンドロールの「あのね」が圧巻でした。

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tuna

4.0つくり手の視点

2023年12月16日
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原作はだいぶ以前に読んでます。

戦争の時代に「普通」の枠に入れないで生きること、頑強な体を持たずに生まれてくること、そのことが背景にあったのだなと今さらながら気づきました。

単に個人のキャラゆえに「窓ぎわ」に追いやられているのではなく、社会構造と時代とがその状況を生んでいるというつくり手の視点がよく伝わりました。

あえて原作にない要素まで入れているのも納得がいきました。

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Pocaris

4.5「この世界の片隅に」を超える傑作に

2023年12月16日
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正直スルー予定だったけど、信頼筋の絶賛の多さに慌てて映画館へ。見逃さなくて本当に良かった。

「この世界の片隅に」と並列に語り継がれてほしい名作。戦争シーンはほとんどないのに、日常の中から、おしゃれの自由を奪われ、食品が減っていき、兵隊礼賛になっていく様が説教臭くなく、でも子どもたちが見ててもわかる塩梅で入っている。

小学校を退学させられる黒柳徹子(トットちゃん)にあまりにも共感できなかった原作だった(子供の頃に読んだからこそそう感じていたのかも)けど、トットちゃんが見ている世界と世間一般が見ている世界を、要所に『窓』を活用して見せてくる。何なら大人は視野が狭くなっている、理想を押し付けてくるともさえ言ってくるよう。戦争も大人都合でトットちゃんの人生には必要なし。

学校が素晴らしすぎる。職業柄身につまされる。校長先生は「話をしよう」と声をかけるのに、傾聴の姿勢を忘れない。子どものやることを尊重する。それでも危険な場合は代替案を提示する(相撲→腕相撲)。

小児麻痺を背負うキャラクターも戦争と関係なく…というのが憎いというか上手い(黒柳徹子の体験談なので)。

運動会のシーンから基本的にずっと泣いてた。二人三脚のシーンだけじゃなく、鯉のぼりも先生の見つめ直し含めて良かった。

ラスト15分はただただ怖かった。アニメーションでしか描けない終わり方だったと思う。

黒柳徹子のナレーションが最初と最後に。何度も実写化のオファーを受けたらしいが、この座組でアニメーションで映画化したことにリスペクト。

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わたろー

4.0トットちゃんと校長先生

2023年12月16日
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泣ける

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光陽

3.5元気をもらう映画

2023年12月16日
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楽しい

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菜野 灯

2.0ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌

2023年12月16日
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この手では、
私とその周辺だけは反戦でした、
被害者です、
で一気に萎える。
ほんまかいな。
今の世の正論を並べ挙げて
互いに確認し合う作業たる鑑賞。
これをこそ疑え、がテーマでは?
何箇所かでウルっときたが、
胡散臭さに身構えた。
夢想シーンは、
まる子好きな歌に軍配。

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きねまっきい

4.5沸き上がる感情 コンタクト乾く間もなし

2023年12月16日
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泣ける

悲しい

知的

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流離いのオオハシ

4.5『あなたは気づけましたか?』

2023年12月16日
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『あなたは気づけましたか?』
そういうメッセージなのかな〜?と
ぼんやり思った。

窓ぎわのトットちゃん、読んだはず。
1回こっきり?読んだはず。しかも大人になってから
読んだはず。。。。覚えてないけど。
というか、僕自身の子供時代、幼稚園〜小学生時代、
どういう毎日だったか、どういう出来事あったか、
全く覚えてない。思い出せない。

映画としては、原作に出てくるエピソードを
描いているのだと思うけど、
そこから、原作で徹子さんは何を伝えたかった
のかな〜?と、そういうことを考えながら見た。

『あなたは気づけましたか?』
あなたは、あなた以外の、
他の全ての人との『違い』に
気づけましたか?
わたし(徹子さん)は、こういう体験をして、
他の人との『違い』に気づいたんですよ。
(===できれば===)
『違い』を、認め、尊重し、思いやることを、
忘れないで!!

そういうメッセージなのかな〜。と、
ぼんやり受け取った。

しかし、僕は、今、アラフィフなるまで、
一体、どうやって生きてきたのだろう?
子供時代の記憶が、全く思い出せないのだが、
『違い』に気づけたのだろうか?
認め、尊重し、思いやる。
優しい人間になっているだろうか?
僕自身は子供を作ることは無かったが、
次の世代へ、僕が伝えるべき相手は居ないが、
それでも、残りの人生、
他の全ての人に、思いやりを持って
生きていけるだろうか?

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ドッペル(たけ)

3.5ほのぼの 映像で魅せる世界観

2023年12月16日
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黒柳徹子の半生が綺麗な映像で描かれていく
ほのぼのした雰囲気と 美麗なイメージの世界が独特で嫌いにはなれない作品

戦争の雰囲気がリアルで良かった

個人的にはトットちゃんねるの方が好き

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ゆうチーズ

4.5環境が人を作る

2023年12月15日
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知的

幸せ

ネットでかなりの高評価で盛り上がっている作品

予告からしてかなりのクオリティなのはわかってたし
(未読とはいえ)原作も有名であるので
年内に見れればいいかなとは思っていたのだけど

これ以上ネタバレを踏んでしまわないうちに急いでみてきた

予想以上だし期待以上
ネットの感想は大戦への時代の空気の変化への言及が多いのだけど
「それ以外」のパートがすでに凄すぎた

まさかここまでいろんなビジュアルで楽しませてくれる作品だとは思わなんだな

これは「学校という教育環境」と恩師、「先生やクラスメイトとの縁」の物語だ
中盤以降物語は大きな喪失の波に飲み込まれ
どんどん見慣れた風景がなくなっていく

そのなかでトットちゃんの中で確かに
トモエ学園での日々が生き、彼女の人間的成長の糧になっている

力強く、さらなる先へ
未来を感じさせる
最後まで心をぐっとつかむ傑作だ

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破雲泥

4.0素晴らしかった

2023年12月15日
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吉泉知彦

5.0泣けました

2023年12月15日
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泣ける

幸せ

アラ還のおっさんです。
銀座に24系統の市電が走ってたのがちょっと残念でしたが
全体的に楽しめました。

追記
すみません当方の勉強不足で戦後の22系統が戦前24系統として
銀座を走っていました。
確かな時代考証に恐れ入りました。

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nenemiiko

4.0校長先生に会ってみたい

2023年12月15日
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泣ける

ほっこり泣ける映画でした。
原作を読んだのは随分前なので、内容を忘れていました。
今でもあんな学校あったらいいですね。
校長先生に会ってみたくなりました。
音楽や途中の芸術的な映像がキレイで、声も合ってました。
アニメ化して良かったと思います。

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ぽよ

3.5良心的な作品でした。 40代以上の方にオススメ

2023年12月15日
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前評判も良く、公開後も知り合いからおすすめされたこともあり鑑賞。
とても丁寧に作られていて劇場アニメとしてはA級作品でした。作画、音楽、美術と文句なしです。
前半はトットちゃんの家族と先生、友人たちとの交流。後半は戦時下の様々な時代背景を細かく描写して
大人向けのアニメとして完成度は高いです。原作はまだまだあるようですので続きを期待しています。
40代以上の方にお勧めしたい作品です。水彩調の美術背景は特に見ごたえがありました。

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Yoji

3.0あのトースター欲しい

2023年12月15日
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みき

5.0あえて言うなら、日常モノ

2023年12月15日
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泣ける

難しい

幸せ

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ささ

3.5そう、屋台のヒヨコ、似た様な経験あり。

2023年12月14日
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原作は未読。どんな話か全く知らないので、期待高めで着席。
予告編を観て、東急大井町線が関係してると思ってたら、えっ、黒柳家があったのは北千束だっのか!で、メイン舞台の学校は自由が丘。マジご近所さんだわ。そんなにリッチな家族じゃないんだけど、小学1年生が電車で3駅の通学なんて東京では普通だったのかなぁ。いや、転校するには、その選択肢しかなかったのかな。
転校先のトモエ学園。教室は電車の車両。めっちゃ狭いわ。しかし、校長の小林先生のトットちゃんとのやり取りがめっちゃ素晴らしい。当時、子供の考えや行動をガッチリ認めてくれる大人なんて居たんだろうか。臭いよ!でも黒柳徹子の自叙伝なので信じてあげよう。そしてもう1人のメインキャラの男の子、泰明との友情話し。小児麻痺の彼に対してトットちゃんは、遠慮なしの対応。そのせいか二人の仲が深まっていく。飯食う歌を2人で歌って大人から叱られる?楽し。しかし最後はまさかの展開でウルッ。原因知りたかった。
ストーリー的にはそれほどの流れはなかった。戦時中の子供のリアルな日常をアニメ化したって感じ。徹子ちゃん、こんな自由気ままな子供で将来学校の先生になるつもりだったのにどうしてNHKで働きたくなったんだろうね?
声優さん達みんな良かった。あいみょんの歌も良かった。結構楽しかったです。

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涼介

5.0素晴らしい映画でした!!

2023年12月14日
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期待以上☆彡

久しぶりに、こんなに自然と泣けてくる

とっても素敵な映画でした!!

原作以上かと思います。

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花丸