劇場公開日 2023年12月8日

映画 窓ぎわのトットちゃんのレビュー・感想・評価

全233件中、161~180件目を表示

4.5「この世界の片隅に」を超える傑作に

2023年12月16日
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正直スルー予定だったけど、信頼筋の絶賛の多さに慌てて映画館へ。見逃さなくて本当に良かった。 「この世界の片隅に」と並列に語り継がれてほしい名作。戦争シーンはほとんどないのに、日常の中から、おしゃれの自由を奪われ、食品が減っていき、兵隊礼賛になっていく様が説教臭くなく、でも子どもたちが見ててもわかる塩梅で入っている。 小学校を退学させられる黒柳徹子(トットちゃん)にあまりにも共感できなかった原作だった(子供の頃に読んだからこそそう感じていたのかも)けど、トットちゃんが見ている世界と世間一般が見ている世界を、要所に『窓』を活用して見せてくる。何なら大人は視野が狭くなっている、理想を押し付けてくるともさえ言ってくるよう。戦争も大人都合でトットちゃんの人生には必要なし。 学校が素晴らしすぎる。職業柄身につまされる。校長先生は「話をしよう」と声をかけるのに、傾聴の姿勢を忘れない。子どものやることを尊重する。それでも危険な場合は代替案を提示する(相撲→腕相撲)。 小児麻痺を背負うキャラクターも戦争と関係なく…というのが憎いというか上手い(黒柳徹子の体験談なので)。 運動会のシーンから基本的にずっと泣いてた。二人三脚のシーンだけじゃなく、鯉のぼりも先生の見つめ直し含めて良かった。 ラスト15分はただただ怖かった。アニメーションでしか描けない終わり方だったと思う。 黒柳徹子のナレーションが最初と最後に。何度も実写化のオファーを受けたらしいが、この座組でアニメーションで映画化したことにリスペクト。

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わたろー

4.0トットちゃんと校長先生

2023年12月16日
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泣ける

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光陽

3.5元気をもらう映画

2023年12月16日
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泣ける

楽しい

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菜野 灯

2.0ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌

2023年12月16日
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この手では、 私とその周辺だけは反戦でした、 被害者です、 で一気に萎える。 ほんまかいな。 今の世の正論を並べ挙げて 互いに確認し合う作業たる鑑賞。 これをこそ疑え、がテーマでは? 何箇所かでウルっときたが、 胡散臭さに身構えた。 夢想シーンは、 まる子好きな歌に軍配。

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きねまっきい

4.5沸き上がる感情 コンタクト乾く間もなし

2023年12月16日
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泣ける

悲しい

知的

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流離いのオオハシ

4.5『あなたは気づけましたか?』

2023年12月16日
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『あなたは気づけましたか?』 そういうメッセージなのかな〜?と ぼんやり思った。 窓ぎわのトットちゃん、読んだはず。 1回こっきり?読んだはず。しかも大人になってから 読んだはず。。。。覚えてないけど。 というか、僕自身の子供時代、幼稚園〜小学生時代、 どういう毎日だったか、どういう出来事あったか、 全く覚えてない。思い出せない。 映画としては、原作に出てくるエピソードを 描いているのだと思うけど、 そこから、原作で徹子さんは何を伝えたかった のかな〜?と、そういうことを考えながら見た。 『あなたは気づけましたか?』 あなたは、あなた以外の、 他の全ての人との『違い』に 気づけましたか? わたし(徹子さん)は、こういう体験をして、 他の人との『違い』に気づいたんですよ。 (===できれば===) 『違い』を、認め、尊重し、思いやることを、 忘れないで!! そういうメッセージなのかな〜。と、 ぼんやり受け取った。 しかし、僕は、今、アラフィフなるまで、 一体、どうやって生きてきたのだろう? 子供時代の記憶が、全く思い出せないのだが、 『違い』に気づけたのだろうか? 認め、尊重し、思いやる。 優しい人間になっているだろうか? 僕自身は子供を作ることは無かったが、 次の世代へ、僕が伝えるべき相手は居ないが、 それでも、残りの人生、 他の全ての人に、思いやりを持って 生きていけるだろうか?

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ドッペル(たけ)

3.5ほのぼの 映像で魅せる世界観

2023年12月16日
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黒柳徹子の半生が綺麗な映像で描かれていく ほのぼのした雰囲気と 美麗なイメージの世界が独特で嫌いにはなれない作品 戦争の雰囲気がリアルで良かった 個人的にはトットちゃんねるの方が好き

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ゆうチーズ

4.5環境が人を作る

2023年12月15日
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知的

幸せ

ネットでかなりの高評価で盛り上がっている作品 予告からしてかなりのクオリティなのはわかってたし (未読とはいえ)原作も有名であるので 年内に見れればいいかなとは思っていたのだけど これ以上ネタバレを踏んでしまわないうちに急いでみてきた 予想以上だし期待以上 ネットの感想は大戦への時代の空気の変化への言及が多いのだけど 「それ以外」のパートがすでに凄すぎた まさかここまでいろんなビジュアルで楽しませてくれる作品だとは思わなんだな これは「学校という教育環境」と恩師、「先生やクラスメイトとの縁」の物語だ 中盤以降物語は大きな喪失の波に飲み込まれ どんどん見慣れた風景がなくなっていく そのなかでトットちゃんの中で確かに トモエ学園での日々が生き、彼女の人間的成長の糧になっている 力強く、さらなる先へ 未来を感じさせる 最後まで心をぐっとつかむ傑作だ

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破雲泥

4.0素晴らしかった

2023年12月15日
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吉泉知彦

5.0泣けました

2023年12月15日
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泣ける

幸せ

アラ還のおっさんです。 銀座に24系統の市電が走ってたのがちょっと残念でしたが 全体的に楽しめました。 追記 すみません当方の勉強不足で戦後の22系統が戦前24系統として 銀座を走っていました。 確かな時代考証に恐れ入りました。

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nenemiiko

4.0校長先生に会ってみたい

2023年12月15日
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泣ける

ほっこり泣ける映画でした。 原作を読んだのは随分前なので、内容を忘れていました。 今でもあんな学校あったらいいですね。 校長先生に会ってみたくなりました。 音楽や途中の芸術的な映像がキレイで、声も合ってました。 アニメ化して良かったと思います。

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ぽよ

3.5良心的な作品でした。 40代以上の方にオススメ

2023年12月15日
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前評判も良く、公開後も知り合いからおすすめされたこともあり鑑賞。 とても丁寧に作られていて劇場アニメとしてはA級作品でした。作画、音楽、美術と文句なしです。 前半はトットちゃんの家族と先生、友人たちとの交流。後半は戦時下の様々な時代背景を細かく描写して 大人向けのアニメとして完成度は高いです。原作はまだまだあるようですので続きを期待しています。 40代以上の方にお勧めしたい作品です。水彩調の美術背景は特に見ごたえがありました。

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Yoji

3.0あのトースター欲しい

2023年12月15日
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みき

5.0あえて言うなら、日常モノ

2023年12月15日
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泣ける

難しい

幸せ

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ささ

3.5そう、屋台のヒヨコ、似た様な経験あり。

2023年12月14日
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原作は未読。どんな話か全く知らないので、期待高めで着席。 予告編を観て、東急大井町線が関係してると思ってたら、えっ、黒柳家があったのは北千束だっのか!で、メイン舞台の学校は自由が丘。マジご近所さんだわ。そんなにリッチな家族じゃないんだけど、小学1年生が電車で3駅の通学なんて東京では普通だったのかなぁ。いや、転校するには、その選択肢しかなかったのかな。 転校先のトモエ学園。教室は電車の車両。めっちゃ狭いわ。しかし、校長の小林先生のトットちゃんとのやり取りがめっちゃ素晴らしい。当時、子供の考えや行動をガッチリ認めてくれる大人なんて居たんだろうか。臭いよ!でも黒柳徹子の自叙伝なので信じてあげよう。そしてもう1人のメインキャラの男の子、泰明との友情話し。小児麻痺の彼に対してトットちゃんは、遠慮なしの対応。そのせいか二人の仲が深まっていく。飯食う歌を2人で歌って大人から叱られる?楽し。しかし最後はまさかの展開でウルッ。原因知りたかった。 ストーリー的にはそれほどの流れはなかった。戦時中の子供のリアルな日常をアニメ化したって感じ。徹子ちゃん、こんな自由気ままな子供で将来学校の先生になるつもりだったのにどうしてNHKで働きたくなったんだろうね? 声優さん達みんな良かった。あいみょんの歌も良かった。結構楽しかったです。

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涼介

5.0素晴らしい映画でした!!

2023年12月14日
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期待以上☆彡 久しぶりに、こんなに自然と泣けてくる とっても素敵な映画でした!! 原作以上かと思います。

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花丸

5.0これは日記。ストーリーはない。でも伝えたいことは伝わる。

2023年12月14日
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泣ける

知的

幸せ

原作は、敗戦までの数年間トモエ学園で過ごした黒柳徹子の日記(のようなもの)です。 物語ではないので、ちゃんとしたストーリーはないです。でも作者が伝えたいことは伝わりますね。それは「本の文章」でも今回の「アニメの映像」でも、そして「音楽」でも。 軍歌を演奏して小金を稼ぐことが嫌だった父親が、朝起きてきトットちゃんたちの前で「タイスの瞑想」を弾いているシーンが印象的でした。 さて本が出版されたのは、戦後36年過ぎた1,981年。 戦後復興、高度成長期を経て生活は豊かになりましたが、幸せになったのか? 当時は「不登校」とか「家庭内暴力」(子から親へ)という言葉が広まった時代です。 だからこそ黒柳徹子は「トモエ学園」の話を伝えたかったのでしょう。 それから40年。世の中は幸せのなったのか? さらに悪くなっています。 「不登校」のみならず、「いじめ~自殺」というニュースにも、憤りはあっても驚きはなくなってしまいました。大人社会への「同調圧力」が強まっているのも感じます。 40年前を知らない世代の人にも見て欲しい。 アニメの最後、トットちゃんの(未来に)希望を持っている映像で終わってるのも良かったです。

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センノカゼ

2.5原作の良さを絞り出せてない?

2023年12月14日
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笑える

楽しい

「窓ぎわのトットちゃん」が昔大ベストセラーだったことは良く知っているが、結局読むこともなく今に至っている。あれだけ売れた本なのだからきっと何か良いのだろうと観る気になった。 【物語】 自分の感じたこと、思ったことをそのまま素直に行動し、口にするおてんばな女の子・トットちゃんは周りの子に迷惑を掛けているという理由で小学校を退学になる。新たに通うことになったトモエ学園は、電車が教室として使われているユニークな学校だった。周囲から困った子と言われて傷ついていたトットちゃんは、自分の話を全て聞いてくれる校長・小林先生と出会う。 どこまでも子供の気持ちに寄り添い、愛情深い小林先生の下、トットちゃんは自分を押し殺す頃なく、同級生と共にのびやかに成長していく。 【感想】 なるほど、黒柳徹子はこんな女の子だったか。 でも、何となく分かる。今でこそ活舌が甚だ怪しいが、若い頃はマシンガンのように早口でしゃべりまくっていた彼女だけに、子供の頃からおしゃべりだったのは、容易に想像がつく。 そして、大人から観るとちょっと迷惑なくらい、元気で自由なトットちゃんは人並外れて感受性が高かったのだと思う。 そんな女の子が、怖れることなくテレビ、芸能の世界に飛び込んで、自分からどんどん発信する大人になっていくことは、全く違和感が無く後の黒柳徹子につながる。賢い子だったに違いない。 その他、本作で感銘を受けるのはやはり小林先生。子供を全く抑えつけることなく、個性を尊重して伸ばしていく。危険なこと以外は「それやっちゃダメ」とは絶対言わない感じ。何より子供を愛している。理想的教育者。今よりはるかに学校は「しつけ」の場として考えられていたであろうこの時代では、おそらくは親達から最初から受け容れられたと思えないが、きっと小林先生は周囲の批判に屈することなくポリシーを貫いたのであろう。 ということで、良いところもあるのだが、面白かったかと言うと、期待したほどではなかった。あれだけのベストセラーなのだから原作はもっと面白いに違いない。そのエッセンスの抽出がイマイチなのではなかろうか。端々に心惹かれるシーンがある一方で、どこか流れが散漫で、最後まで観ても何か欲求不満な感じ。 エピソードをもっと絞って、1つ1つをもう少し深く描いたらもっと良かったのではないか? そんな気がする。

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泣き虫オヤジ

5.0涙止まりませんでした

2023年12月13日
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泣ける

初めてレビューします。したくなるほどの内容でした。  主人公のトットちゃん(黒柳徹子)の表情、動きがコロコロと変わり生き生きとしています。見るもの全てが輝かしく、興味が湧いたら突っ走る、想像力豊か、そんな姿がアニメで伝わってきました。本当に可愛い、愛おしくなります。私がこの作品の中で一番魅力的だと思ったのは校長先生です。本当にこの校長先生は優しさに溢れている。また、映画での描写からいかに徹子さんがこの校長先生の言葉、思いを受け取っていたのかを感じました。  余談で、私は今大学生で保育系の学校に通っているのですが、このアニメの校長先生のような関わり方、見守り方をできるようにしたいと強く思いました。ぜひ、保育志望の方にも見てほしいと思ってます^_^  この作品が素晴らしいと感じたのはとにかくアニメの技術の高さです。(上からになりますが)トットちゃんの感性に合わせたアニメーションや、時代に沿って服装、人々の様子、食事の日常が移り変わっていく。その様子を見ているととても心が痛み、戦争がありとあらゆるところで心を蝕んでいるのだと強く感じました。時代に沿った服装を制作者の方たちがたくさん調べたのだと思いました。 私は、こうして文章を書くことは得意ではないし好きでもないです。しかし、この作品には心打たれて制作者の方にこの思いを伝えたいと思いここに書かせていただきました。(他の手段がわからず)  まだ見ていない方、見たいと思っている方、ぜひ見てほしいです!あっという間に終わってしまい飽きることなく私は終始泣いていました。その涙は悲しさもありながらトットちゃんの明るさに惹かれて愛おしいと思い涙したような気もします。この作品に出会えたことを光栄に思います。製作者の方々、ありがとうございました。

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ぐち

4.0新たな戦前を迎えつつあるこの国で

2023年12月13日
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泣ける

楽しい

知的

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レント