「大事なこと」映画 窓ぎわのトットちゃん りかさんの映画レビュー(感想・評価)
大事なこと
戦争に至る少し前から戦中、
父は弦楽器奏者で、両親共に娘の自由な心を
押し潰すことなく人への思いやりを持った人間に育てようと考えていた。
しかし、トットちゃん、独自な考えで行動してしまい、一般の公立では衝突が生じてしまう。
受け入れてくれたトモエ学園は小林校長先生の子供一人一人にたっぷり愛情を注ぎ尊重し大切にする理念のもとにつくられた学園であった。
両親に育まれ学園で思い切りのびのびと育って来た
トットちゃん。
だんだんと物資が少なくなりお昼に持たせてもらったのは
豆の入った袋。
トースター、変わった形だった。
楽しい生活の中、
身体の弱い友達の死が辛くて辛くて、
また前を向けた時、
そこから命の大切さや
生きることの素晴らしさを学んだろうか❓
戦争が押し寄せて来る。
華美な服装も指輪もパーマも駄目。
婦人会?が率先して白い割烹着姿でデモ行進。
“華美な服装はやめましょう❗️”
“指輪も止めましょう❗️”
というスローガン掲げて。
父は信念の人だった。
軍歌の演奏を断った。
やはり、それはできない、と。
赤い屋根の家、建物疎開で取り壊し、
トモエ学園は焼夷弾で燃えてしまった。
しかし、学園再建への意思を告げる
小林校長先生の子供への愛情は、
学校を包む
炎よりも大きかった。
トットちゃんについていろいろ言われていますよね。
そんな言葉で一括りにせず、
トットちゃん自身を観ればいいと思います。
また小林校長先生、子供の為なら教師をきちんと
叱ることも辞さない姿勢、その後子供も教師をも
温かく見守る姿いいなぁと思いました。
こんにちは
「青春ジャック」に共感ありがとうございます。
観る前の印象より爽やかな青春ストーリーでした。
ミニシアターの話し、素敵でした。
「八日目の蝉」
私にも何が生まれて来る子に、最善なのか?
分かりません。
親友同士で育てる・・・きっと私も既成概念に縛られてたの
ですね。
女同士で育てる・・・
それも新しい家族の在り方ですね。
トットちゃんように幸せな家庭に生まれる子供ばかり
ではないですものね。
りかさんと話すうちに、あのラストも有りだと、
思うようになりました。