「まあまあだった」はたらく細胞 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
まあまあだった
クリックして本文を読む
まったく見る予定ではなかったのだけど、あまりに評判がいいので小1の娘、妻、80歳の母と4人で見る。
美術や演技、演出のクオリティがとても高く、評判の高さに納得だ。しかし、とってつけたような物語は特に面白くない。細胞といいながらほぼ血液ばかりで、もっといろいろな細胞を学べると思っていて期待外れだ。擬人化された細胞たちが無惨に死んでいくのはなかなかえぐい表現なのだけど、凄惨さはなく子どもにも安心だ。
阿部サダヲがうんちが漏れそうになって我慢している顔がとても面白い。彼が病気になると思っていたら芦田愛菜が白血病になるのは驚いた。
自分としては見ても見なくてもどっちでもよかったのだけど、母も娘も喜んでいた。特に娘は足の親指が腫れてなかなか治らない理由が分かったと言っており、家族で見るにはぴったりな作品だ。
コメントする