コザママ♪ うたって!コザのママさん!!のレビュー・感想・評価
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ご当地映画にはここが大切
数十年前には米兵によって賑わい暴動の起点にもなったものの、今や寂れつつある沖縄コザの銀天商店街を再興の為に、嘗てのガールズバンドを再結成するお話です。 やや緩めの展開で、コンテストへの盛り上げがもう少し欲しかったですが、「遣り残した事への後悔」「自分の才能への諦め」「アラフォーになってのシスターフッド」が沖縄ならではの背景に軽やかに描かれ、沖縄贔屓の僕には満足の御当地映画でした。 恐らく、出演者全員が沖縄の人であろうと思われます。言葉遣いをはじめ、その事が醸すシーンの安定感が心地よかったな。ご当地映画にはここが大切。
期待していたのに、安直過ぎる内容でした
銀天街の街おこしと銘打った映画で、相当期待していたのですが、 タイトルからして違和感有り。コザのママさん?って昭和の響きで なにか時代錯誤の感が否めない。 それでも、カメラワークは上手かったのですが、内容はというと。。 全てが忠実に演技しているますよ。といった感じで、伝わらないのは、 脚本と監督指導が甘かったのではないかと思う程。ジョニー宜野湾さんの復帰前のコザ物語をとうとうと語るくだりは、説教じみて横道に逸れた感じだった。 余りに耐え切れず、映画途中から退席するほど、映画としての魅力は皆無でした。
天ぷら地獄
街興しの為に銀天街通り商店街で行われるバンドコンテストに20年前に人気を集めた高校生ガールズバンド「銀天ガールズ」が出演オファーを受ける話。 コンテストの1週間前、商店街理事長から話しを持ちかけられてメンバーに声を掛け始めるけれど、20年前の解散時にごたついて、いまだに怒っているというVoにどう声を掛けるのか…。 自主制作の延長の様な演技演出がみえつつ始まって、時々ぶっこまれる訳わからないショットで苦笑を誘いつつも中々面白かったのだけれど、Voの提示した条件にどうなるのかと思ったら、えっ!?いつの間にみんな揃ってんの?ていうか理事長歌より能書き長いよ! そして訳のわからないヘタッピビリヤードの行もなんだかな…。 いよいよコンテストになったら、バンドコンテストじゃなくてミュージックコンテスト? 更には20年ぶりに1週間カジッただけで何でそんなアホ発想に?その流れなら余計なゴタゴタ無しでおめでとうじゃね?なドラマがダルい。 余計なゴタゴタやしっとりを省いて、明るく愉しくみせてくれたらもっと面白くなりそうなのに、ちょっとまどろっこしかった。
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