「自己実現欲求を超えて、自己超越欲求に達した人だね。」ステフィン・カリー アンダーレイテッド Socialjusticeさんの映画レビュー(感想・評価)
自己実現欲求を超えて、自己超越欲求に達した人だね。
ステーブン・カレーの『過小評価』されているステッフというタイトルの映画だが、バスケットの世界において低身長(6フィート2インチ)は致命的かもしれない。しかし、遠距離からのシュート力を持っている。痩せていて、160ポンドしかないかもしれないが、彼の素早い動きは天下一品だ。それに、バージニア・テックに入れなかったことは残念だったかもしれない。父親、デルはバージニアテックの出身であるから。しかし、ステッフはデビドソン大学で、彼を成長させることのできたバスケットチームの仲間とコーチ、マケラBob McKillopの存在がある。コーチ、マケラが彼をスカウトしたことはコーチの目に狂いがなかったということだ。コーチはステッフを成長させるのに一躍かっていて、このドキュメンタリーにおいて、コーチの力が引き立っている。特に、ステッフがジュニアーでNBAのゴールデン・ステイト・ウォリアーにリクルートされた時、コーチの涙には複雑な心境が込められてたと思う。そして、最後に、プロで活躍しながらも大学四年を2022年に卒業(専攻は社会学)した時、ステッフはコーチに感謝の言葉を述べた。最後の締めくくりのいいシーンだった。現在もステッフは活躍しているが、彼はホール・イン・ワンができるんだからゴルフのスキルも上なんだね。映画にはないが彼が、ハワード大学(ハリス副大統領の出身校)に資金を出して、ゴルフ部を作ったんだね。
なぜ、この映画を見たかというと、彼が制作している新しい映画 「SENTENCED』2024 年という DOCUMENTARY の記事を読んだからである。
2024年のアップル+の有料配信の映画なので、私は見られないが、彼が識字率の低い子供や大人の世界をドキュメンタリーにした。 functionally illiterateと言って読み書きが十分にできないという意味で、大人でも読み書きの力が小学4年生ぐらいしかないと人たちを刺す言葉である。タイトルはSentenced と言って、ネガティブな言い方で、ここだけの言い方だが、クラスの中で勉強の出来ない子供を指す。Reading level is Dune と言って読み書きが不十分な人を指すらしい。この映画をチャンスを掴んで観るつもり。