劇場公開日 2025年4月4日

片思い世界のレビュー・感想・評価

全395件中、1~20件目を表示

4.0神は時に神風を吹かせます

2025年4月11日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

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ななやお

3.5こんな世界があるかもしれない

2025年4月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

是非これから見る予定の方は、何も情報を入れずに見に行ってほしい。その方が作品を楽しめると思う。

序盤でそういうこと!?と予想外な展開に驚いた。振り返れば微妙な違和感がたくさん散りばめられていたのに、そこを見抜けなかったのが少し悔しい笑
ありそうでなかった、坂元脚本が描く世界観がとても面白くて、不思議で暖かくて、でも少し寂しくて、私の好みの世界観でした。
こういう世界が本当にあったらいいな。

日本アカデミーで最優秀助演女優賞の受賞歴がある、杉咲花ちゃんと清原果耶ちゃん。ドラマに映画に引っ張りだこの国民女優広瀬すずちゃん、この3人が主演というだけでワクワク。3人の演技力がこの独特な世界観を見事に作り上げていた。
それは美術面でもそうで、3人の住む家のごちゃごちゃしているのに温かみのある、ジブリに出てきそうなインテリアコーディネートが素敵だった。着てる服も三者三様で、使う色にもこだわりを感じられて素敵だった。

同じ坂本さんが書かれた、オリジナル脚本作品『ファーストキス』と比較すると、こちらは独特なセリフ回しは抑え気味。
少し中盤失速したと感じてしまったのと、クライマックスのひとつである音楽劇のくだりのところがあまり好みではなかったので、個人的な好みは『ファーストキス』だったけど、こちらの方が広がる余韻があった。
あと『ファーストキス』でのタイムリープに粗を感じた人は、こちらの方がまだ良いと思うかもしれない。

最後の合唱シーンはずるい…。あんなの泣くでしょ…。予告の時から思っていたけど、この合唱曲が本当に素敵だった。

人生なんて急に何が起こるかわからないし、世界はまだまだ解明されていないことがたくさんある。そういう不思議な世界で、私たちは生きているんだな感じた。

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AZU

3.5主演3人をフレーム内にとどめておく手段としての“思いの一方通行”

2025年4月7日
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鑑賞方法:試写会

悲しい

資料によると、脚本の坂元裕二は、広瀬すず、杉咲花、清原果耶の3人が主演、「花束みたいな恋をした」でも組んだ土井裕泰監督で撮る新作の企画を自ら発案。ただし、そうした座組が固まり撮影日程も決まってきた段になっても、脚本は「何も出てこない状態」だったと明かしている。

坂元自身も観客も望むのは3人のアンサンブル演技。3人が一緒にフレームの中になるべく長く収まっている、3人だけで“世界”を成立させるために、3人が外部からある程度孤立した状況を設定する。そんな狙いから、主人公の3人が特別な絆で結ばれ、家族同然に暮らす3人の間では何でも分かり合えるが、それ以外の人への思いは一方通行になる、というある種ファンタジックな要素を含むストーリーに決めたのだろう。

広瀬、杉咲、清原はいずれも映画主演作、ドラマ主演作ともに複数、それぞれ朝ドラでヒロインも演じ、演技力・人気ともに20代半ばの世代ではトップクラスの女優たち。3人が何気ない日常を和気あいあいと過ごしたり、誰かの苦悩や葛藤に寄り添ったりといったシーンでの掛け合いは安定感抜群で、いつまでも眺めていられそう。

ただし、3人のアンサンブル演技をたっぷり見せるためにひねり出された“思いの一方通行”という特殊設定が、映画を不自由で不自然なものにしてしまった感も否めない。

似た設定を用いた作品として思い浮かぶのは、90年代に大ヒットしたあるハリウッド映画(タイトルを出すだけでも本作のネタバレになるので書けないが、「片思い世界」を鑑賞済みの方なら洋画の題もピンとくるはず)。あちらでは、その設定の不自由さを克服する手段が中盤で提示され、それが後半の展開の推進力にもなっていた。「片思い世界」でも、ラジオから流れる声がそれに近い役割を担うかと思わせるが、微妙というか、中途半端というか。

坂元脚本・是枝裕和監督作「怪物」のラストでは、観る人によって現実ともファンタジックな世界ともとれるシーンの奥深さに圧倒された。あの傑作に比べると、今作は特殊な設定に縛られてしまったかなと思う。

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高森 郁哉

3.5非日常的な物理現象から物語を構築する坂元裕二の攻めたオリジナル脚本。その成否は見る人によって大きく分かれる?

2025年4月4日
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本作は「花束みたいな恋をした」のスタッフが再集結した作品なので期待値が高かったのですが、決してハードルを上げずに見るのが良いと思います。
「花束みたいな恋をした」は何と言っても脚本の良さが光っていました。
本作も坂元裕二のオリジナル脚本ですが、「花束みたいな恋をした」とは大きく異なり、強いて言うと作風は「ファーストキス 1ST KISS」に近いです。
それは、どちらも物理的な話が物語の中核を構築している、という点においてです。
ただ、「ファーストキス 1ST KISS」ではタイムトラベルという物理現象が物語で重要な設定となっていましたが、作品の面白さは、その物理的な設定を超えて、恋愛映画としての会話劇にありました。
その一方で本作は、物理現象の設定の比重が大きく、その世界観にどれだけ馴染めるのかで作品の評価が分かれるのでしょう。
本作の場合は、その物理現象の設定に映像表現が付いていけていないようなシーンも散見され、ある意味で、実写では難しく、アニメーション向きな面があるのかもしれません。

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細野真宏

3.5この映画を観てあなたの心に浮かんだのは誰ですか?

2025年5月5日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

カワイイ

可愛らしい映像の予告編に釣られて鑑賞しました。
前半で設定に気づいてビックリ。
そんな話だったんだ…

ラストの澄んだ歌声には涙が止まりません。
そして、タイトルに込められた意味を想い
誰かとこの世界に一緒に居られる時間は限られていることを改めて気付かされ
だからこそその大切な時間が終わらないうちに気持ちを伝えられたらという想いに駆られました。
あなたがこの映画を観て想った人はまだこの世界にいる人ですか?

美女3人のとっかえひっかえのカラフルファッションと
おしゃれな雑貨屋さんがそのまま引っ越してきたようなレトロ可愛いアイテムが満載された彼女たちが暮らす部屋のインテリアも見どころです。
ストーリーとは別の次元で存分に目を楽しませてもらいました。
観るか迷っていたけれど、観てよかったです。

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さとうきび

4.0元気でね 元気でいてね じゃあね またね

2025年5月3日
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泣ける

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Mr.C.B.2

4.0ファンタジーですね!

2025年5月2日
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泣ける

笑える

幸せ

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marimariパパ

4.0眼福の作品

2025年5月2日
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あいわた

4.0もっと早く気づけよ、俺!

2025年4月30日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

ドキドキ

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ガンーカタ

5.0現在上映中のもう一つの坂元作品より遥かに好き

2025年4月30日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

公開前は坂元さんか~珍しい組み合わせ3人組だな~~横浜流星忙しすぎない~~~くらいに思っていて、ずっと気になっていたものの「絶対観るゾ!」なモチベではなかった。
この日も別の作品を鑑賞予定だったが、まさかの満席で本作を鑑賞。
といいつつも、こちらもラスト一席しか空いていなかったのだ。
結論、大大大傑作に出逢えた。
恐らく10分に1回は号泣していた。
そんなに⁈って思う人もいるだろうけど、当方PIXERのリメンバーミーも大好きなので
「亡くなった人と今世が繋がっている系」ものに弱いのかもしれない(有識者の方、お勧め作品教えてください)
あんなに泣いたのに見終わったあとの幸せホルモン半端ない。
ゴジラストリートで貰ったポケットティッシュに大いに助けられた。

実際に生きていると孤独を感じる瞬間って結構あるから
どんなときも味方同士でいる三人を時折羨ましく思ったり
でも羨ましいとは口が裂けても言えない生涯を経験していて。
相手が自分のことどう想っているのかって、
実際伝わるのはほんの僅かなんだなと実感し、

少し安くなってしまうけど、男女のありがちな
「私はこんなに貴方の事が好きなのに、何でっ、、!> <」
でも実は相手も大きな愛情を持っていて
どう想っているか腹の内そのまま伝わればいいのにと願ったり
実際そうなったら何かが崩れるかもしれないという不安
正解がないことをわかっていても苦しい苦しさ

一人を除く皆の心の綺麗さがそのままハーモニーの美しさに直結していて
胸を打たれた

何度も記憶を消して何度も観たくなる大切な一作となりました

ps:小野花梨ちゃんうますぎ

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葉

4.0大丈夫

2025年4月29日
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別のレイヤーで元気にやってるから

そう思うことにする

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うー

4.0つながらなくても伝わる思い

2025年4月29日
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広瀬すず26歳、杉咲花27歳、清原果耶23歳。Z世代を代表する若手女優3人をキャスティングして、監督土井裕泰&脚本坂元裕二の『花束みたいな恋をした』コンビは、本作でどんな社会風刺を見せようとしたのだろうか。アメリカのさる大学教授に言わせるとこのZ世代、世の中と繋がることをとうの昔に諦めていて、仕事上のストレスやお悩み事を上司や先輩に一切相談することもなく、いっぱいいっぱいになると突然会社を辞めてしまう輩が大変多いのだとか。

ある事情があって、本作に登場する3人娘も血が“つながって”いないのになぜか古い家に同居していて、お互いの悩み事を自分たち同士で相談しあって解決している、Z世代特有の連帯感を共有している。その完全に閉じられた空間と時間は、3人娘にとっては大変都合良くできており、交通機関も全て只乗りOkで、腹が空けばスーパーで欲しいものを手にいれて調理することだってできる。大学で興味のある授業だけ受講したり、会社でOLの真似事をしたり、水族館のペンギン飼育係だって仮想体験?できちゃうのだ。

しかし、自己満ではあるけれどそれなりに楽しそうな3人の生活に変化があらわれる。三咲(すず)はおさなじみの典真(横浜流星)を、優花(花)は実のお母さん(西村尚美)を偶然街中で発見し、さくら(果耶)は3人同居の原因を作った男の社会復帰を週刊誌で知るのである。周囲の人間にその存在を無視され続け、本人たちも不本意ながら諦めていた“現実世界とのつながり”を渇望しはじめるのである。私は若干演出に無理があるなぁと思いながら鑑賞していたのだか、慣れない量子理論まで持ち出して説明しようとした脚本家に免じて、そこに突っ込むことは止めておこう。

3人のそれぞれの“つながり”物語の中で最も感涙ポイントの高いのは、なんといっても優花とその母親とのパートだろう。離れ離れになってから12年、母親はすでに再婚していて小さい娘までいたことを知り、優花は「自分のことなんかとっくに忘れちゃったのね」と大いに傷つくのである。小さい娘に嫉妬の眼差しを向ける杉咲花の目力はこの時ばかりはあの広瀬すずをもしのいでおり、身長153cmのちびっこ女優がホラームービーに十分耐えられることを証明していた。

そしてある事件が.....すっかり忘れ去られていたと思っていた自分のことをずっと覚えていてくれた母さん。こんなに早くに○んでしまうなら、生まれて来なければよかった、なんて一瞬でも思った私がバカだったわ。さくらの“つながる”夢はたたれちゃったけど、きっと許してくれるよね。結局私たち「飛ぶ」ことはできなかったけれど、とっても大事なことを見つけた気がするの。例え私たちの姿が見えなくても、歌声が耳に届かなくても、強く願う気持さえあればきっと誰かに“伝わる”ってこと。それってシナリオライターの仕事と一緒だよね、坂元さん。

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かなり悪いオヤジ

2.5佳作

2025年4月29日
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カワイイ

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Earl Grey

2.0女優の無駄遣い

2025年4月28日
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泣ける

驚く

カワイイ

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cooloctopus

4.5ファンタジーだけどリアル

2025年4月28日
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ぽよちゃんの友達

4.0成長する事が、生きている「証」。

2025年4月28日
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ガバチョ

4.53人が魅力的 ずっと見守っていたい

2025年4月27日
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情報を入れずに見始めて、いやいや、いやいや、えー?と顔を覆いたくなっていたら、あ、そう言うことかと
やっと世界線を理解した
なんとも悲しい心の背景があって、ほんとに3人でいたから、受け入れて乗り越えて暮らしてこれたのだろう
こんなにお互いが必要な存在ということが この世ではないだろうと‥3人ぽっちの世界の中で笑って泣いてくっついて 3人への愛しさでたまらなくなりました
キャスティングが私にとっては文句なし
この3人だから好きだったお話です
世界の色も好きでした
合唱のシーンは最高で、微笑み泣きです

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mimka

4.0着こなし

2025年4月27日
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泣ける

カワイイ

ヒロイン3人の衣装がとても良い。
それぞれの年齢にあわせて無地のワンピースに柄の上着。
ちょっと危険な柄に柄を合わせる。
ストライプのシャツにアーガイルのベスト。
ボーダーのポロシャツにチェックのシャツ、ダメージデニム。
それにサスペンダー
靴も3人赤、白、ネイビー。
衣装がとても可愛いです。

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トト

4.0この世界は分からなくて残酷で美しい

2025年4月27日
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キムチ

5.01人でも多くの人に観てほしい

2025年4月27日
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泣ける

悲しい

驚く

とても感動しました。

坂元さんが脚本を書いたこと、広瀬さん杉咲さん清原さん横浜さんが出演されていることしか知らず観に行ったのですが、驚きと悲しみと苦しさと感動で涙が止まりませんでした。

これを"好きな映画"と言うにはあまりにも苦しい内容でしたが、"人に勧めたくなる映画"第1位になりました。
母を連れてもう一度観に行こうと思います。

この映画に出会うことができてこの上なく嬉しく思います。ありがとうございました。

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