劇場公開日 2023年9月1日

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「茜いろ青磁いろ」夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく しろくろぱんださんの映画レビュー(感想・評価)

3.5茜いろ青磁いろ

2024年1月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

家でも学校でもいい子で優等生の…茜
髪を染めて肌が白い絵の上手い…青磁
ふたりの出会いは青磁の
…お前のことが大嫌い!
と印象的な言葉(びっくり)
クラスで茜だけマスクして
目立って不自然さを出している
…本心を隠している
と本心を見抜かれてしまう
まあ、こんな感じてはじまるけど
なんとなく青磁は茜のことが
好きなのかなと思うけど

青磁くん口は悪いけど
茜の困ったとき必ず助けてくれる
本当はこころ根が優しい男
結構、青磁から発せられる言葉に
妙~に心に残る
青磁が病気であることから
永遠に時間があるわけじゃない
という意味から・・だと思う

全体に悪い人は出てこないし
ふたりの世界なのだけど
自然さが好感がもてる

夕焼け朝焼けを
お互いの名前を絵の具に例えて
…効果的に使うところがオシャレ
夜の閉園した遊園地とかも
可愛い感じに作られていますね
わざとらしさは感じませんが
ギリギリのところで好感もてます

ラストも
五年経って茜のところへ青磁が現れる
しかし…青磁の顔は写さない
想像してください
という感じで演出が上手。

茜が
"おとうさん"と
自然に呼べてるところもね

しろくろぱんだ