劇場公開日 2023年9月1日

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「日本一マスクが似合う少女!」夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく 泣き虫オヤジさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5日本一マスクが似合う少女!

2023年9月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

5~6年前までやたらにあったティーン向け恋愛映画。ターゲット外と知りつつも結構好きなオヤジ(笑) それはひとえにヒロイン観賞を楽しめるから。“これから”という若手女優の瑞々しさ、あるいは自分の中での新たな“推し”の発掘を楽しむ。

あれは一時のブームだったのか、ニューヒロイン不足なのか、最近はすっかり希少になってしまったが、今回は久間田琳加の観賞を楽しみに。


【物語】
丹羽茜(久間田琳加)は常に周囲の空気を気にし、嫌われないことだけを考え高校生活を送っていた。自分をさらけ出すことができず、外ではマスクを手放せないでいた。 一方で本当の自分と周囲からのイメージの違いが大きくなることは気になっていた。

ある日、クラスに人気者、銀髪の深川青磁(白岩瑠姫)に声を掛けられる。青磁の最初の言葉は「お前は嫌いだ」だったが、なぜか茜のことを気に懸ける青磁と徐々に言葉を交わすようになる。

茜はあるとき美術室でたまたま見かけた絵に心奪われる。茜はそれが美術部の青磁の絵と知ったこと、青磁は茜が絵に共感してくれたことを知ったことでさらに距離を近づけていく2人だった。 やがて彼らはお互いに過去に関わるある悩みを抱えていることを知る。

【感想】
観賞目的は冒頭に書いたとおりなので、ストーリー、脚本、演技には最初から多くを望まないことにしているので、客観的に言えば高いレベルにはないけれど許します(笑)
この手の作品の平均的なレベル。期待せずに観てもなお嫌になってしまう作品もある中で、本作はそこまで酷くない。

早速目的のヒロイン、久間田琳加について。
名前は数年前から知っていたが、初めてまともに観たのは現在放映中のTVドラマ“こっち向いてよ向井くん”。 彼女がメインだった第2話で目に留まった。「これ誰だ?」と調べたら久間田琳加だった。その後に本作の公開を知ったので、本作も俄然興味が湧いたってわけだ。

まず、マスクをつけた顔が超美少女。マスクを取っても可愛いのだが、マスク顔は倍増し。まあ、これはコロナ禍期間、誰もが感じていたであろう「隠れた部分は自分の期待を込めて想像してしまう」マスク効果だけれども、誰よりもキレイに見えた。

女優としてはどうかと言うと、新人女優としては演技が酷いということも無いが、残念ながらインパクトは薄かった。 「スクリーンに釘付け」まではいかないので、今後主演が続くとか、大ブレイクとかいうことは無理そう。 ただ目を楽しませてくれることは間違いないのでヒロインのお友達的ポジションで、またお目に掛かれることを期待したい。

他に語ることはありません(笑)
久間田琳加、白岩瑠姫に興味ある方限定の作品!

泣き虫オヤジ