「両極端だと思っていた2人が混ざり合ったとき」夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく えいさんの映画レビュー(感想・評価)
両極端だと思っていた2人が混ざり合ったとき
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茜はただ弱々しい人物ではなくて、青磁はただ強く生きる人物ではなかった。両極端の2人かと思いきや、互いに弱みを見せ合って救いあって背中を押し合っていたのがすごくよかった。冒頭と立場が逆転して屋上にいる茜が青磁に手を伸ばすシーン、大好きだった。
もちろんキュンとするシーンもよかったけど、それよりも青磁と茜が互いに影響しあって変わっていく様に心を動かされるような映画だった。
個人的に特に心打たれたのは2箇所あって、
一つ目は快晴の屋上での「世界は広いだろ」から始まる青磁の言葉たち。今の自分にとても刺さった。
二つ目はラストに茜がとても美味しそうで色鮮やかな朝食を食べるシーン。茜の笑顔に自分までスッと心が軽くなったような気がした。
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