「いい意味で裏切られました」夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく るなつさんの映画レビュー(感想・評価)
いい意味で裏切られました
クリックして本文を読む
原作小説の映画は原作と内容が変わっていて、重要なシーンが変更されているとがっかりすることがあるのですが、「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」は映画の特徴を上手く使った作品だなと思いました。私は原作小説を3周ほど読んでから映画を見たのですが、主軸は変えずに原作と違った進み方をするのでいい意味で裏切られました。
例えば、原作ではずっと茜のマスクは白の不織布マスクですが、映画では青磁からもらったマスクは色がついていたり、茜が青磁の前ではマスクを外せる設定になっているのは映像で伝える映画ならではだと思いました。
また、私が原作でいちばん好きなシーンである青磁が傘に絵を描いて茜にサプライズする(茜が青磁を好きになる)シーンは、青磁が茜のマスクに絵を描くようになっていて、後の夜学校の屋上でペンキで遊ぶシーンで使われていました。
最初の出会いのシーンから最後の主題歌「Gradation」が流れるまで全ての映像が美しかったです。JO1白岩瑠姫くんのおかげで夜きみに出会えて良かったです。
コメントする